オーストラリアで会計学修士を専攻すると8割は中国人。アカウンティングとファイナンスの違いも教えるよ。

2016年3月23日にシドニー大学は、オーストラリアの数学のレベルの低下を防ぐために、入学試験に難易度の高い2-unit数学を必須とする62学位コースのリストを発表。

商学や法学の学位も含まれているそうで、数学の苦手な学生は大変ですね。オーストラリア人もアメリカ人もですが、アジア人が数学が得意というステレオタイプ(半分事実?)があるようで、アメリカにいたときに、知りもしない黒人に「お前アジア人なんだから、数学分かるだろ」ってことで、教えを乞われたことがあります。

中国人の学生も彼らのSNSでオーストラリアの数学のレベルの低さをよくネタにしています。さて、オーストラリアのどこの大学院でも、会計もしくは財務を専攻した場合、7~9割の学生は中国人であることが多いです。

理由は永住権が取りやすいからなんですが、せっかくオーストラリアに留学しても周りがみんな中国人だとオーストラリアに留学したぞって感じはしないですね。

なので、ここからは想像ですが、オーストラリアの会計ファームBig4もしくは会社の経理部や財務部とかにもかなりの割合の中国人がいると推測されます。ビジネスする上で、お金の部分を牛耳られるって結構怖いですね。

ビジネスを進める上で、営業マンでも経営者でも会話ができるレベルの会計スキルがないと商売は難しいです。逆に最低限理解していれば、あとはアウトソースすればいいんですが。

financial accounting

余談ですが、アカウンティングとファイナンスの学問の違いって分かりますか?最後にワンポイントレッスンです。

この違いは単純に言うと、アカウンティングは過去を扱う学問で、ファイナンスは未来を扱う学問です。どういうことかと言うと、アカウンティングは、過去に起きた取引をどう帳簿上にどう記入し、どう計上するかを学ぶ科目です。

一方、ファイナンスは、将来への投資に対するリターンの価値をどう判断するかを習う科目です。現在価値の考え方がそれにあたります。また、アカウンティングは足し算引き算で大体すみ、ファイナンスは少し高度な計算式を使います。

ということで、僕はより実践的なアカウンティングのほうが好きです。

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