まだオーストラリアに移住したいですか?海外移住先ランキングで人気を落とし続ける豪州

僕が毎日使っていて半分中毒になっているアプリ「NewsPicks」でオーストラリアに関わるおもしろい記事があったので、考察したいと思う。ちなみにテーマはオーストラリアではないんですが、日本人の移住先人気ランキングがあったので、ピックしました。NewsPicksさんに載っていたのは、「日本人の移住先人気ナンバーワンのマレーシアを理解する」という記事です。アプリでは見れますが、ウェブでは有料会員しか見れない記事を少し紹介。

一般社団法人ロングステイ財団(なんだよこの財団!ここで働きたいわ!)によると、移住したい国にマレーシアが10年連続で選ばれているのだ。一方、年々移住国として下がり続けているのがオーストラリアとニュージーランド

NewsPicks参照

NewsPicks参照

「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」という10年の長期滞在ビザがあって、物価もまだ安く気候もいいからでしょうか凄い人気です。僕もマレーシアに3か月住んでいたことがありますが、ご飯も安く、映画も安く、親日的な人たちが多く楽しかった思い出があります。何よりほぼ全部のマンションにプールがついているのが最高でした。その時にもリタイアして半移住している日本人に会いました。

一方、順位を下げ続けているのが、我らがオーストラリアとニュージーランド。10年前は1位だったのになぜ。答えは明白で、相対的な日本経済の停滞ですね。グラフ見たら新興国と呼ばれるマレーシア、タイ、フィリピンが順位を上げています。なので、オーストラリアやニュージーランドが移住先として相対的に割高になってきてるんですね。

日本でお金貯めて、物価の安い国でのんびり暮らしたいって気持ちはみんな一緒なんですね。日本人ってだけで、モテたりブイブイ言わせられるのは自尊心くすぐられますよね。楽なんで、定年者に限らず、若者でもこういう考えの人は多いはず。

但し、世の中そううまくはいかないもので、そんな甘い時期ももう終わりに近づいています。例えば、タイなんかは、既にもう日本で住むのと変わらないくらい物価が上がっているし、日本だけでなく、韓国や中国の人たちも同じ考えでそういった新興国で幅を利かせるようになってきてます。

そういった人が増えてきたり、新興国の物価が上昇してきたりすると、移住のハードルはどんどん上がっていくでしょう。物価が安いから東南アジアをバックパッカーするなんていうのも、昔の話になっていくのでしょう。残念です。

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