ワーホリしているときによく話題になるのが、ワーホリに来る前に何をしていたかというトピック。最近、「フィリピンかフィジーに数カ月留学していたよ」っていう回答よく聞きませんか?これ巷でいう二カ国留学っていうやつです。
Famzの統計によると、11%の人がオーストラリアへワーホリ前にフィリピン(7%)かフィジー(2%)かその他の国(2%)に語学留学していたんですね。
フィリピン・フィジー留学の日本での流行によって、この流れはますますスタンダードになっていきそうですね。
ワーキングホリデーの前にフィリピン・フィジー留学する理由は主に3つあります。
① フィリピン・フィジー留学する1つ目の動機はとても簡単で、英語ができないままワーホリに行ってしまうと、「英語できない→英語を使える仕事に就けない→英語環境で働けない→ますます英語が伸びない」という悪循環に陥ってしまうからなんですね。
② フィリピン・フィジー留学をしておくと、オーストラリアやカナダ・イギリスなどの語学学校が高い国で、語学学校に行かなくてすむという経済的メリットがあります。
フィリピンで、1ヵ月勉強すると約15万円(授業料+住まい+生活費)。一方、オーストラリアだと約25万円(授業料+住まい+生活費)くらいでしょうか。申し込む授業プランや住まいのレベルによって大きく変わってきますが、ざっくりこんな感じでしょう。
遊びや外食を入れるとこの差はもっと大きくなるので、オーストラリアで語学学校に行かず、フィリピン・フィジーで行っておくという選択肢ができますよね。両方で語学学校に行って英語漬けになるって人も多いと思いますが。
③ フィリピンでマンツーマンレッスン+オーストラリア(orカナダやイギリス)で本場のネイティブ英語を学ぶという両方のいいとこ取りができる。
こういった3つの理由から、「フィリピン・フィジー留学→英語圏ワーホリ」という流れが必然的に出来上がるわけです。
フィリピン留学もオーストラリア留学もしたことがありますが、今後フィリピン・フィジーに行く日本人の方がもっともっと増えるでしょうね。今でも、もう珍しくないですが。
移住先でも「まだオーストラリアに移住したいですか?海外移住先ランキングで人気を落とし続ける豪州」の人気記事にある通り、既にそれが統計として現れてきています。
背景にあるのは、発展途上国と比べた時に日本の相対的な経済の停滞。及び、発展途上国だとどんな人でも日本人プレミアム(そのうち通じなくなってくると思いますが)で自尊心をくすぐられながら生活できる満足感。
上記の人気記事に詳細ありますが、この2点に尽きるでしょうね。数年後、東南アジアは日本をドロップアウトした人たちで溢れているかもしれませんね。ただ東南アジアの物価もかなり上がっているので、楽園をエンジョイできるのもあと残された期間でしょうが。
フィリピン留学に興味ある方は、本を一冊読んで深く理解した方がいいかも。
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