【2017年最新】オーストラリアの最低賃金!時給3,800円?世界で最も最低時給が高い国!レストランやファームの歩合給の例つき

オーストラリアの最低賃金はご存知ですか?

OECDの2013年の調査によると、オーストラリアは最低賃金が世界で一番高い国にランクインされているんです。

どれくらいかと言うと、国民の休日なんかに働くいた場合、だいたい時給3,800円も頂けちゃうんです!!

では、そのオーストラリアの最低賃金が2017年現在いくらになっているのか説明致します。

まず、覚えておいて欲しいのが、労働者の働くセクター、年齢(16歳以上の大人か)、働く時間(休日・深夜)、雇用形態(フルタイム、パートタイム、カジュアルなど)によって最低賃金は異なります。

結論から言うと2017年時点のオーストラリアの最低時給は、 1時間$17.70 or 週38時間労働で$672.70 (税引き前)です。

日本円にすると、時給1,500円くらいです(1AUD=85円)。

ただし、置かれている条件によって最低時給はかなり異なるので以下、詳細を見ていきましょう。

例①:大人がレストランでパートタイムの仕事をする場合

例えば、大人(ほとんどの人が大人に該当すると思います)がレストランでパートタイムの仕事をしたときの最低賃金は、$17.70です。最低時給1,500円くらいですね。

さらに以下の日時に働くと最低時給が上昇。

  • 月-金に夜10時~深夜に勤務 ⇒ $19.76
  • 深夜~朝7時に勤務 ⇒ $20.79
  • 土曜日に勤務 ⇒ $22.13
  • 日曜日に勤務 ⇒ $26.55
  • パブリックホリデー ⇒ $44.25

だいたい時給3,800円くらいですね。

このように祝日などに高い最低賃金が設定されていることからも休みを大事にするオーストラリアの労働文化が反映されていますね。

そんな給料にもらい慣れていない日本人にとっては怖いくらい高いですね。

このようにクリスマスだといくらなど、細かい状況によって最低賃金が変わってきます。

例②:大人がファームでカジュアルジョブをする場合

大人がファームでカジュアルジョブをした場合はどうなるかというと、時給の最低賃金が、$22.13になります。レストランで働くより最低賃金は高いです。

パブリックホリデーだと、$39.83になります。

ただ、ファームで働く人は貢献度によって評価される歩合給で働く人がほとんどだと思います。つまり、自分が収穫した作物の量によって給料が決まると思います。

知らない方が多いのですが、実はオーストラリアでは歩合給にも最低賃金が設定されています。

15.2 The piecework rate fixed by agreement between the employer and the employee must enable the average competent employee to earn at least 15% more per hour than the minimum hourly rate prescribed in this award for the type of employment and the classification level of the employee. The piecework rate agreed is to be paid for all work performed in accordance with the piecework agreement. (Pay Guide – Horticulture Award 2010)

上記にある通り、平均的な能力のある人が最低時給の15%以上を稼いでいなければならないということになります。

先ほど申し上げた通り、最低時給は$22.13だったので、それに15%プラスした$25.44となります。もちろん平均的な能力がある人がこの金額であるべきなのであって、それ以下の賃金も合法ではあります。

ただし、現実はというと、その最低時給が守られていないことがほとんどです。これは、ファームに限らずレストランでも、屋台でもどこでも守られていないことが多いです。

特にファームは天候や作物の成長などの変動要因が多いため、給料や仕事の頻度の上がり下がりも激しいです。なので、いい時期に働けるとその最低賃金も超えることがあるので、取り締まる方も指摘しにくいのかもしれません。

また、例え時給であっても、トレーニング期間の時給を設定するファームやレストランもあります。これは日本でもよくありますね。使用期間中の給料というやつです。

今働いている人がこの記事を読んで、「俺の給料は最低賃金以下だ!」とボスに提言しても、何も変えられないのが現状です。昔からある法制で何十年もこの状況が看過されてきたオーストラリアの歴史がそれを証明しています。

本当にこの法律を盾に違法ファームが取り締まられたら、オーストラリアの9割くらいのファームやレストランが廃業するのではないでしょうか。農業はオーストラリアの重要セクターなので、政府も潰せないことから真剣に取り組まないのが現状です。

ゴールドコーストでは、日本のレストランが一時期多く取り締まられたようですが(JAMS TV参照)、セブンイレブンのようなチェーン店でさえも長い間、最低時給以下で雇用していた歴史もあるので(日豪プレス)、全てのレストランやファームがこの法律を守るようになるのは、まだまだ先になりそうです。

但し、僕(@famzau)も少しでもこういった雇用条件を改善していこうと、このような最低賃金に関する記事や英語で最低賃金に関する記事も発信しています。英語を勉強したい人は、一度チェックしてみてもいいかもしれません。

YOU NEED TO KNOW YOUR LEGAL MINIMUM SALARY FOR PICKERS IN AUSTRALIA!!

トップページにフェアワークに関する情報も細かく記載しているので、フェアワークについて知りたい方はご覧下さい。このページ程、フェアワークについて詳細が書かれているサイトは他にないと自負しています。

オーストラリアの最低賃金に関する総括

ランキングでも世界一高いとされているオーストラリアの最低時給でしたが、 時給$17.70はワーホリする国としては魅力的ですね。

またオーストラリア人の新卒の初任給が1,000万円というのも聞いたことがあります。特にマイニングなどの資源関係の仕事や建設関係の仕事の給与が高いです。

こんな高給で働けるオーストラリアで働きたくなったあなたは、

この記事を良く読んで海外転職を実現させましょう!

他にもこのようにお金に纏わる重要な記事があるので、合わせてお読みください。お金のことについて知らないと損します。

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※本ページに書かれている内容については、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。尚、最低賃金に関する法律は変わることがあるので、常に最新の情報を確認して下さい。また、記載の最低賃金は個別の状況を鑑みたものではないです。

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