Brexit(英国がEUを脱退すること)の可能性の高まりから、安全通貨とされる円買いによって、円高が進行していますね。輸出を主としてる日本企業にとっては大打撃ですが、海外でのMAを積極化したい企業や資源を買おうとしている企業にとっては、良い環境です。
さて、では私みたいな個人(@famzau)にとって円高はどう影響するかというと、国内の輸入品が安くなる一方、日本企業にお勤めの方は、円高による業績が悪化すれば給与・ボーナスの減額もありうる話。
今回は日本円を持っていて海外旅行・留学・移住・ワーホリに興味がある人に対して、この円高局面でそれらを早く実現させた方がいい3つの理由を語りたいと思います。
「円高だから海外に行け!」という安易な内容ではないのでご安心を。
まず、大前提にあるのは、「時間が経つほど、やりたいことができなくなる」という事実です。
① 為替リスク(急激な円安)
昨今の円高で、海外に渡航しようと思っている人にとっては嬉しいニュースが続きますが、超円安に振れることもあるということをお忘れではないでしょうか?
マーケットを一新する新技術(自動運転やビットコイン)や壊滅的なダメージをもたらす大震災や原発の事故で一気に経済局面が変わるリスクに世界は常に晒されています。いつまでも為替が安定しているとは限りません。
ユーロや米ドルと違って日本国でしか使われていない日本円が、ジンバブエドルみたいに紙屑になったときに、海外旅行・留学・移住・ワーホリの夢は、個人の努力どうこうに関わらず終了します。
② 戦争・テロ・災害リスク
安全な国にいるとブラウン管の映像(今の時代はスマホ)でしか戦争やテロをニュースとして見ることができないので、リアルを感じにくい状況にあります。ただ、戦争なんかは過去100年くらい世界のどこかでずっと起き続けているわけだし、テロは日本人が行くような身近な国でも定期的に発生しています。
こういった死のリスクというのは、時間が経つほど高まるので、海外旅行・留学・移住・ワーホリなどやりたいことがあるなら、早くやった方がいいです。もちろん渡航先の安全というのは大前提として。
死のリスクが高まるというのは、明日死ぬ可能性は低いですが、5年以内に死ぬ可能性はそれよりも時間が長い分高いという単純な発想です。
これらのリスクも個人の努力どうこうに関わらず、突然やってくることがほとんどです。
③ 身体能力の衰退
シンプルに歳を取ると身体的なパフォーマンスが下がります。まずは、以下の引用文をお読み下さい。
人間、歳をとるとできることが減っていくからです。どういうことかと言うと、読者の年齢が今何歳か分かりませんが、18-40歳くらいだとして、今からフィギアスケート選手になることって無理ですよね?甲子園にでることって無理ですよね?歳をとると、事実としてできることの範囲がだんだん狭くなっていくんです。英語をネイティブレベルにすることって難しいですよね?デザイナーや天才プログラマーになるのもギリギリでしょうか?単純に身体能力が衰えていくので、単純に早く見つけないといけないんです。悠長に構えているとチャンスを逃してしまって、一生自分探しコースです。あと、結婚や親が病気になったりと、やりたいことができなくなる要因がドンドン増えていくいきます。
参考記事にあるように、単純に人間は歳を重ねるごと(時間が経つごと)に身体的なパフォーマンスが下がっていきます。新たなことに挑戦するのが、徐々に難しくなります。
お金や知識が溜まっていくということも事実ですが、身体的・精神的な柔軟性は下がります。「頑固おやじ」のような言葉があるのも、この事実の現れだと思います。
歳を取ったら脳の機能も低下しますから、他人の意見を受け入れるとうことが中々できないです。歳を取ることによって作られた見栄やプライドも相まって、若者のアドバイスなんて絶対聞きません。「経験が足りないから、分かってないんだよ。」の一言で一蹴です。
これは、外国人に海外旅行・留学・移住・ワーホリするときも一緒で、言語習得のパフォーマンス低下はもちろんとして、異文化の考え方の理解にも苦労します。特にこれまで自身の功績がない人は、過去に日本が豊かだった頃の話やアニメ自慢を一方的にするのがやっとでしょうか。
恐らく、外国人からしたら、「日本が過去に凄かったのもアニメが人気なのも分かったけど、あなたは何を貢献したの?」といったことを内心思っているのではないでしょうか。
というように、時間が経つと身体のみならず、精神的柔軟性までも失われるため、海外旅行・留学・移住・ワーホリしようと思っている人は早く行った方がいいのです。
以上、海外旅行・留学・移住・ワーホリに今すぐいくべき、①②のような外的要因と③のような内的要因でした。他にも法律の変更などのリスクもあります。
一貫して言えるのは、いつまでもそれらのことができるわけではないという事実に気付くべきで、私含め、自身がゆでガエル状態にあるということです。
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