ホリエモンの「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)」から学ぶ3つのコト

ホリエモンの「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)」が発売された当時kindleで買ってすぐ読んだが、時間を置いてもう一回読み直したのでここで紹介。もう3回は読み直していると思う。

この本から学べるのは、個人的(@famzau)に前半で書かれている「本音で生きる」という内容より、後半の「生き方」のパートだと思う。

シンプルに3つにまとめると、人生をうまく生きるには、

  1. いますぐやる
  2. たくさんやる
  3. 改善を繰り返す

ただこれだけ。

この3つのことを、「あぁだこうだ」考えずに愚直にできないから、人は悩み続けて無駄な時間を過ごす。一回騙されたと思ってやってみればいいのに。

意外に教科書に書いてあることを、そのまま教科書通りにやらない人は世の中には多いと思う。あれこれ教科書をたくさん読むより、それ通りに一回やってみた方が価値があるのに。

※以下「” “」マークは、本文からの引用。

1. いますぐやる

何かをする前に勉強をするのではなく、やりたいことをしながら学んでいくことが大事なのだ。

納得しなければやらない人もいるが、世の中はすごい勢いで前へ前へと進んでいる。「納得してから」という時間すらもったいない。

やりたいことをしながら学んでいくことは大事だと思う。英語では、Learning by doingと言う。

プログラマーになろうと思って、教科書を読み始めるのではなく、ウェブサービスを作り始めること。

弁護士になろうと思って、六法全書を覚え始めるのではなく、いきなり弁護士事務所に飛び込んで、インターンでもバイトでもいいから働かせてもらうこと。そして、どの法律がよく使われ、どうその法律を使うのかを実務から学ぶこと。

人間は環境に適応する生き物なので、必要に駆られれば嫌でも学習するものだと思う。逆に一人で本なんて読んで勉強してたらモチベーションが下がっていくのは、目に見えている。

あれこれ考えて動かないのではなく、まず動くこと。そうすれば、次にすべきことが見えてくる。

やりたいことを見つけて、ノリとフィーリングでチャレンジするだけ。

この軽いノリが大事。

サクッと始めて、合わなかったらサクッと辞めればいい。

時間を効率的に使うなら「今やる」ことだ。僕には、夢だとか、長期ビジョンだとかいったものがよくわからない。「5年後に○○をして、10年後に△△になる」なぜ、そんな長期ビジョンを持つ必要があるのだ?それは、おいしいのか?長期ビジョンというのも、結局は言い訳だ。やりたいことがあれば、今すぐにとりかかって、「なる早」で実現する。それだけだ。

会社の方向性考えるときとかも、キャリアについて考えさせられるときも、5年後、10年後のことを考えさせらるフレームワークって多いよね。

この常識を疑うことは今までしなかった。

確かに、5年後やるなら、すぐやればいいじゃんって話ですね。

2. たくさんやる

僕もビジネスとして小さなアイデアを次々に試し、うまくいくものだけを残すようにしていた。「トライアンドエラー」の繰り返しの上、いくつかの事業が当たった。結局、やり方とかセンスではなく「トライアンドエラーをどれだけ続けるか」ということだと思うのだ。

英語圏のアントレプレナーシップのレッスンで教えているのも結局これ。MVP(Minimum Viable Product)をつくってそれを矢継ぎ早に始めるだけ。

僕が他の人と違って見えるのであれば、それは情報の量だと思う。僕は、きっとあなたが普段見ている情報の量と、桁が一つ違うくらいの量の情報を見ていることは断言できる。大事なのは圧倒的な情報量とその処理数なのだ。

これは少し学ぶべきことがある。

自分も今の10倍くらい情報量を増やさないとなと思う。

インプット量とスピードを増やせば、自然とアウトプットの量やスピードも増え、自分なりの考察が自然と湧き出てくるようになる。頭を使うべきは、自分の考察をどうひねり出すかではなく、インプットの量とスピードをいかにして向上させるかなのだ。

量は質を生む、PDCAを早く回すってやつですね。

頭を使うべきは、アイデアをひねり出すことより、インプット量とスピードの向上ね。

3. 改善を繰り返す

常に「最適化」を考えている。

日常の些細なルーティーンを改善するだけで、時間が産み出せますもんね。

最新の携帯買ったり、パソコン買ったりすることの最大のメリットってここにあると思う。

読み込み速度が早くことによって生まれる細切れの膨大な時間はバカにならない。

このプロセスを最大限効果的に行うには、アウトプットすることと、自分で考えることの繰り返しが欠かせない。

アウトプットの機会を持つって、一般の人からしたら中々難しいんですよね。SNSやブログくらいがすぐにできることでしょうか。

「自分のスタイルと違う」とか「真似するのはダサい」とか、くだらないプライドを捨てて、手本となる人のやっていることを徹底的に真似し、改善を繰り返す。

真似して、改善して、そのオリジナルより良く同じことをするだけで、ビジネスになりますからね。

まとめ

この本の上記のような3つのポイントは特に実業家になりたい人に有効だと思うけど、全てのキャリアや生き方において通じるものがあると思う。

そして、最後に一番大事なのは、

世の中には「やる奴」と「やらない奴」しかいない。

ということ。

こういったモチベーションや生き方を変えるような本を読んでも、モチベーションあげるスピーチを見ても、結局その瞬間から実行に移せる奴にならないと何の意味もない。

また同じような自己啓発系の本を読んで、一時的に感化されて、忘れて、それで終わり。

さぁ、今すぐサクッと「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)」を買って、インプットのスピードを上げましょう。

キンドルをまだ持っていない人は以下記事チェック。

海外住むならKindleがかなり使える!日本語の最新本や漫画のダウンロードが止められない!

トップへ戻る