【オーストラリアの銀行を徹底比較】銀行口座は絶対ここで開設!日本人へおすすめのメガバンクは?

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留学・ワーホリ・駐在などでオーストラリアに来たけど、どこの銀行に口座を開設しよう?オーストラリアの大手銀行ってどこ?と考える日本人に朗報です。

そんな疑問にお答えすべく、オーストラリア在住の僕が4大メガバンクや、日本人におすすめ銀行口座を徹底比較して伝授します!有料で販売したいくらいですが、無料で大公開。

開設する銀行によってメリット・デメリットが大きく変わってくるので、銀行口座開設で損しないためにも本記事をじっくり読んで頂ければと思います!

オーストラリアの4大メガバンク

まず押さえておきたいのが、日本にも3大メガバンク(三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)があるようにオーストラリアにも4大メガバンクという規模の大きい銀行があります。

上記4つがオーストラリアの4大銀行になります。

何の指標をもって4大銀行というのは様々ですが、日本の会社四季報の業界地図だと総資産額、他にも時価総額やマーケットシェアで計ることもあります。

ただし、どの指標で測っても上記の4大メガバンクのランキングは変わらないので、この4つを頭に入れておけば大丈夫です。オーストラリア人の間では、ビッグ・フォーと呼ばれています。

そして、2015年の総資産順のランキングは下の表のようになっています(単位:億ドル)。

銀行名 総資産 収入 純利益
NAB

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7,792.3 334.4 48.7
CBA

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6,961.8 395.8 80.7
ANZ

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6,767.0 326.1 66.8
WBC

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6,745.3 355.6 69.5

フィナンシャルタイムズが発行する「Top 1000 World Banks」や、ASX(オーストラリア証券取引所)、またはそれぞれの会社のアニュアルレポートを見るとこれらの数字が分かります。

日本人が開設するべきおすすめ銀行口座

ちょっと固い話になってしまいましたが、ここからはもっと簡単なトピック。

4大銀行は分かったけど、オーストラリアに留学やワーキングホリデーや駐在で来る日本人はどこの銀行口座を作れば損しないか?という話。

オーストラリアで働く場合、オーストラリアの銀行口座にしか会社は給料を振り込んでくれないので、口座開設は必須となります。新生銀行だとかシティバンク(もう日本のリテール事業はないですが)には給料振り込んでくれません。

まず、日本人が銀行を選ぶ上で重要となるポイントが以下3つ。

  • 口座維持費(日本と違い、オーストラリアでは銀行口座を持っているだけで毎月手数料がかかります)
  • 日本人スタッフの有無(オーストラリア国内でも日本人窓口があり、日本語で対応可能)
  • 日本支店の有無(日本に帰国後も日本支店があれば、窓口で対応可能)

銀行名 口座

維持費

日本人

スタッフ

日本支店
NAB

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$0 サウスポート支店 東京支店・大阪出張所
CBA

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$6 なし 東京支店
ANZ

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$5 サーファーズパラダイス、サウスポート(ゴールドコースト)、ケアンズ支店 東京・大阪支店・名古屋出張所
WBC

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$5 なし なし

まず、口座維持費についてですが、フルタイムの大学やTAEFに通う学生なんかはどこの銀行で口座を作っても口座維持費は無料です。学生特典ですね。語学学校は応相談です。

また、口座維持費がかかると言ってもANZは月に$2,000の入金があれば、口座維持費が免除されます。25歳以下は常に無料。

コモンウェルス銀行も月に$2,000の入金(21~24才なら$1,000)や、学生だったり、21才以下だったら口座維持費が免除されます。

このようにいくつか口座維持費が免除される場合があります。ただ、ワーホリの方だとその条件を満たすのが難しいと思います。

ここまで読んで頂いたら分かると思いますが、日本人がウェストパック銀行の口座を作る理由は一般的には見当たりません。僕も日本人でウェストパック銀行の口座を持っている人に会ったことがないです。

他の側面からも重要なポイントを3つもおさえておきましょう(2016年12月時点)。

  • ATM数(ATMが少ないと不便)
  • 定期預金金利(オーストラリアでは金利が毎月支払われます)
  • 本社所在地
 銀行名 ATM数 定期預金金利

(1万ドル12カ月) 

 本社所在地
NAB

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3,400以上 2.40% メルボルン
CBA

bank-australia3

4,000以上 2.25% シドニー
ANZ

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2,600以上 2.55%  メルボルン
WBC

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3,000以上 2.50% シドニー

ATMの数だとコモンウェルス銀行が最多ですね。ただ、ウェストパック銀行のATM数には、St.George, BankSA and Bank of Melbourneなどの子会社の銀行も含まれています。ナブ(NABの通称)なんかだと、rediATMsも手数料なしで使えます。

肌感覚ですが、支店の数を考えてもウェストパック銀行の支店は少ないので、おすすめできません。ANZは、困るほどではないですが、数字を見て分かる通りATMが少し少ない。コモンウェルス銀行の半分くらい。

定期預金金利の額を見ると、日本人の視点からしたら驚くほど高いですよね。日本だと0.01%とか、マイナス金利とか言われている世界ですからね。それだけ、オーストラリアは資源開発、公共事業、不動産に対する資金需要が高いということです。

例えば表のように1万ドル(約85万円)を12カ月預金していたとすると、金利2.5%で、毎月$20.8(約1,800円)金利収入が得られます。毎月1,800円入金されるのは、日本の銀行に慣れた者としては結構感動します。しかも、複利なので手を付けなければその利子もドンドン増えていくので、「お金がお金を産む」という資本主義の原則を体感できますw

ただし、ワーホリの方は1万ドル貯めるのも大変だと思うので、2.55%とか2.50%の違いはほとんど影響しません。学生は、為替リスクはありますが、学費を日本に置いとかないで、一気にオーストラリアの銀行に移すと金利をエンジョイできます。

ということで、まとめるとこんな感じ。

  • 口座維持費を節約したい人は、NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)
  • 英語に自信がない人は、ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)

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ワーホリの方なんかは、最初の到着地がゴールドコーストかケアンズなのであれば、ANZを開設すると良いでしょう。ANZのウェブサイトには記載ないですが、シドニーの37 Pitt st支店にも日本人の女性行員が働いているようです。

日本に帰国後もオーストラリアの銀行に残ったお金の引き落としや年金ファンドからの引き落とし手続きもあると思うので、やはり日本人に手厚いANZはおすすめ。

もっと言えば、ANZはオーストラリアの現地に到着する前に日本(東京・大阪・名古屋)で銀行口座が開設できます。カードの受け取りは現地です。手数料が9,000円かかりますが、渡航前の不安はなくなります。ちなみに現地で英語を使い自分で開設すると手数料は無料です。また口座を閉じるのは日本の支店ではできないそうです。

エージェントなどが銀行口座開設を手伝ってくれるのであれば、NABが口座維持費がかからないのは魅力的。ちなみにNABの日本の支店に電話しましたが、銀行口座開設は日本でできないとのことでした。銀行口座開設の手続きをこのあと説明しますが、驚くほど簡単なので英語がほとんどできなくてもエージェントを使わず銀行口座が開設できちゃいます。

また口座維持費も1年間オーストラリアに滞在した場合、たった$60(=$5×12カ月)と5,000円くらいです。セカンド取って2年いても$120程度。ファームとかで1日か2日で稼げます。それより、困ったときに日本語サポートしてもらえるANZにしておいた方が安全だと思います。ワーホリの人でもANZを使っている人は多いので、使い方など共有できると思います。海外にきて日本人に頼みたくないというプライドは銀行口座開設に関しては捨てましょうw

ちなみに私は、NABでも、ANZでもないコモンウェルス銀行を使っています。家からのアクセスがいいからです。質問あったら家からすぐ相談しに行けるし、ATMも多いので全く後悔していません。

あと現地にいる人にしか分からない余談ですが、レストランなどのEFTPOS読み取り機(ICカードでタッチして支払えるデビットカード機能、別名Paypass)がコモンウェルス銀行なので、支払いがサクサクできる。こういう視点からコメントすると、Apple Payに対応しているのは、今のところANZだけです。まぁ、ここまでこだわる人はいないと思いますが。

もう1つ余談ですが、それぞれの銀行の海外展開という視点で見ると、NABとANZがシンガポールで強いです。他のオセアニアや東南アジアでもたまに支店やATMがあります。コモンウェルス銀行なんかは、ニュージーランドではASBという名前で営業しています。オーストラリア周辺国を行き来する人は、そういった視点で銀行を選ぶのもポイントです。

ということで、もう一度繰り返します。

  • 口座維持費を節約したい人は、NAB
  • 英語に自信がない人は、ANZ




オーストラリアの銀行口座開設方法

最後に銀行口座開設方法ですが、1つ注意事項があります。オーストラリアでは、入国してから6週間以内に銀行口座を開設しないと、必要となる身分証明書が増えます(運転免許証、健康保険証、住民票、公共機関の請求書、オーストラリアの教育機関のIDなどから2点)。なので、「入国してから6週間以内に銀行口座を開設」ということは頭に入れて置きましょう。

※ANZは6週間以降でもパスポートだけで開設できるようになったようです。

【銀行口座開設に必要なもの5つ】

① パスポート

② 住所(銀行カードの送付先、変更も可能)

③ 電話番号(あとからでもOK)

④ デポジット(最初に預金するお金$50くらい)

⑤ 学生証(学生であれば口座維持費免除のため必要)

この5点を持って、銀行に行けば手続き終了です。

あとは、I would like to open the saving account. (銀行口座を開きたいのです。)と一言いえば、求められるがままにID出したり住所書いたりして終わりです。

最初は、英語なので不安かと思いますが、飛び込んでしまえばもうあとは身を任せるままです。安心・安全の大手銀行なので、露店とかと違い騙されるとかは普通ないです。オーストラリアは外国人が多いので、英語が得意ではない人にも対応が慣れています。

銀行口座には普通口座(ANZ:Access Advantage, CBA:Complete Access)とインターネット口座(ANZ:Online Saver, CBA:NetBank Saver)があり、通常どちらも開設されます。銀行によって呼び方が異なります。自由にお金をネットやアプリで動かせるので普段使わない分は金利の高い口座に置いておきましょう。

この手続きが終われば、1週間程度で指定した住所にキャッシュカードが届きます。そして、銀行によっては、「アクティベート」と呼ばれるカードの有効化の手続きをオンラインでして早速使用できます。

定期預金口座や年金口座(スーパーアニュエーション口座)などは、必ずしも作らなくてもいいです。年金口座なんて会社から指定されたりすることが多いので、最初の段階で不必要に口座を増やさないほうがいいです。管理が大変になります。

あとは、気を付けておきたい注意点を9つ列挙しておきます。

  • オーストラリアには通帳はない(ここが日本と違います。印鑑もないです。)
  • 日本と違いATM利用手数料や時間外手数料が基本的にかからない(他行のATMだとかかります)
  • レストランやスーパーで支払いのついでにお金が引き出せる(たまにレジの人から聞いてきます)
  • スマホのアプリが非常に便利(お金のやり取りがアプリでサクサクできます。友達間の支払いにもよく使われます。手数料は4大銀行間くらいであれば無料です。ただし、他行の場合は着金までに3、4日必要)
  • 3回パスワードを間違えるとATMの機械にカードが吸い込まれる(セキュリティのため)
  • 口座取引が3年間ないと不活動口座とみなされオーストラリア政府にお金が没収される(ただし手続きをすれば返還可能)
  • 海外でもデビットカードが使えるが、3%程度のInternational Transaction Feeが取られることがある
  • NABはネットから10分程度で口座開設可能だが、ワーホリの人は現地のみで開設手続き可能
  • オーストラリアを出国後はステータスをNon-residentにして源泉徴収10%を取られないといけない
  • 【裏ワザ】ANZでは月$2,000の入金があれば口座維持費免除ですが、自身のOnline Saverから毎月トータル$2,000を送金するだけで免除対象になります。なので毎月アプリでサクッと口座間移動させるだけで口座維持費の支払いを避けられます。

とうことで、オーストラリア在住者がオーストラリアの銀行を徹底比較した結論でした。お役に立ちましたか?もっとオトクな情報もあるので関連記事もチェックしてね!

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コメント

  1. グリフィス より:

    分かりやすくまとめられてて参考になったので私のブログに記載させてもらいます!

  2. ミホ より:

    在豪中にNABに口座開設したのですが、今は日本に帰国しています。キャッシュカードの期限が数年後なので、日本に送っていただくことは可能かご存知ですか? メールを送ってみたのですが、返事をいただけませんでした。。。ちなみにnon-resident にしていません。

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