フォーエックスビール工場見学へ実際に行ってみた!XXXXビアの「X」の意味を知っているかい?

オーストラリアを代表するビールブランド、XXXX(フォーエックス)。4つのXがビールの名前になるなんておもしろいですよね。

クイーンズランド州のバーであったらどこにでも置いてあり、ついつい僕も一番安いのでいつも頼んじゃいます。

このオーストラリアのビールXXXXですが、製造されているのはブリスベン近郊のミルトンというところ。今回はこのビール工場の見学ツアーへ参加したので、みなさんにどんな様子だったか、行く価値があるのかなどをご紹介したいと思います。

フォーエックスの「X」の意味をあなたはご存知ですか?

ツアーの予約方法!ブリスベン観光にピッタリ

フォーエックスビール工場見学ツアーの申込はウェブサイトからできます。18歳以上かの年齢認証はあります。

・ツアー料金

Adults $32

Children $18

・ツアー時間

Monday to Thursday: 11am, 1pm, 3pm, 5pm

Friday: 11am, 1pm, 3pm, 5pm

Saturday: 11am every ½ hour until 2pm, 3pm and 5pm

工場見学ツアーの料金は大人$32です。日本円で2,500円くらいと少し高い。オーストラリアの物価自体が高いので、オージーからしたらこれくらいが普通なのでしょう。

予約状況はと言うと、結構すぐ埋まります。ウェブサイト見れば空き状況を確認できますが、人気のある時間帯は1週間先くらいでもすでに満員です。

ツアーに参加予定の方は、お早めに予約しましょう。

支払いはクレジットカードで可能です。

XXXXビール工場へのアクセス

ビール工場へ行くには列車で行くのが便利です。

Milton駅で下車したら、そこからビール工場が見えます。ミルトン駅はブリスベンシティにあるRoma Street駅から1駅だけなので、アクセスはとても良いです。

サンコープスタジアムに行く方法とほとんど同じですね。

ビール工場見学ツアーの入口はミルトン駅から見ると建物の裏側になります。信号を渡ってOffice workの横を通り、建物の裏側へ周りましょう。

工場の入口へ入ったら1階に受付がありますが、ツアー参加者は1階ではなく2階へ進んで下さい。そして2階がレストランとビールバーになっていますが、そのフロアの奥側の角へ進んで下さい。

そこがツアー参加者の受付になります。ボードがあるので、そこに1人1人署名しましょう。ツアーのチケットには15分前に集合して下さいと書いてますが、15分前に到着しているのは日本人くらいです。ツアー開始時間に到着しても問題ないです。

いざビール工場見学ツアーに参加!

ビール工場内を見学するには、持っている荷物を全て棚に置かないといけません。ウエストポーチも持ち出しだめと言われるので、貴重品がある方はそもそも持って行かない方がいいです。

ポケットに入る貴重品だけは許されるので、財布や携帯は持って行けます。これはビールの中に物が入らないようにするためだそうです。棚のセキュリティはカギもなく弱すぎるので、ポケットに入らない貴重品がある方は事前にどこかに預けるのが賢明です。

ツアーに参加しましたが、僕の友達3人以外は全員オーストラリア人。アジア人がゼロ人でした。さすが、ビール好きのオーストラリアといった感じです。

工場見学する前にオレンジ色のベストと目を守る透明のゴーグルが渡されます。

ビールを作る工程や素材について説明されるのですが、全部英語になります。外国人がいないので、英語に容赦はありません。

特に英語でやりとりがあるわけではないので、英語が話せなくても問題ないです。矢継ぎ早にジョークを飛ばしてくるので、周りが笑っているのに自分だけそれについていけてないという少しの疎外感を感じるくらいです。

XXXXビールの「X(エックス)」の意味

ツアーの最初にXXXXビールの歴史に関する映画を見るのですが、そこであのX(エックス)の意味が教えられます。

Xはおいしさの印だそうです。なので、当時はXが多いほどおいしいという意味だったそうです。

昔のデザインのビールもありましたが、1880年にXXX(スリーエックス)がありました。

そして、1924年にはXXXXX(ファイブエックス)なんていうビールも存在していたんですね。

ちなみに1番最初のXXXXビールがこれ。

1878年に発売されたビールです。下の説明にはXXX(スリーエックス)と書いてますが、パッケージは、X(ワンエックス)ですね。

このマークが本当においしさのレベルを現わしているなら、1924年のXXXXXが一番おいしいことになります。

まだまだ続く工場見学!

映画でXXXXビールの歴史を学んだあとは、ビール造りの工程を見ていきます。

「brewing」と書かれているので、こんな鉄パイプが張り巡らされた工場で「醸造(じょうぞう)」されているんですね。

これは昔のパッケージングマシーン。

こちらは今の包装風景。当たり前ですが機械化されています。

ビール工場の裏には業者用のビールタンクが山のように積まれています。

工場フェチにはたまらない風景。これをトラックで運んでいくわけですね。

工場見学ツアーが終わったら、ビールの試飲大会

工場見学ツアーが終わったら、ビールの試飲大会が始まります。①普通のXXXX GOLD、②XXXXペールエール、③XXXXビター、④XXXXサマーの4択クイズが始まります。

なので少なくともここで4杯ビールが飲めます。上の写真に写っているグラスのサイズです。お腹がすいていると酔いがまわりやすい。

お土産も忘れずに!

ビールの試飲が終わったらこれで、ツアーも終わりです。

ツアー中にぶら下げていた入場カードが$5割引のチケットになるので、ぜひ活用しましょう!3人参加して3つ合わせることはできなかったので注意。

裏技ですが、この$5割引券を使って$5のポスターを無料でもらうこともできます。

ポスターの他にも、帽子やタオル、Tシャツなどなんでもあります。

レストランもおしゃれでおすすめ!

あとは建物内にあるレストランもおしゃれで、オージーのおっさんで賑わっています。できたてのビールを飲めますね。

会場も大きいので大勢のパーティーなんかにも使えますね。ミルトンあたりで飲み会しようってときは、工場で飲もうなんて言ったら非日常経験ができるので、周りの友人からの評価アップが期待できますね。

ということで、フォーエックスビール工場見学ツアーの実況中継でした!

個人的にはこの最新作SUMMERがスッキリしていて飲みやすく好きです。

それより、フォーエックスビールを作っている会社って日本のキリンの子会社って知っていました?詳しくは以下の関連記事で。

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