【注意】オーストラリアの治安は実際どうか?良い悪い?実体験に基づいて現場からレポート!

世界有数の安全な国に住んでいる日本人の皆さん、ここではオーストラリア在住者の僕が実際のオーストラリアの治安について状況報告したいと思います!

結論から言うとオーストラリアは全般的には日本と同じレベルで安全です。ただし、オーストラリア特有の危険というものがあるので、そこだけ注意しましょう。

国が違うと危険の種類が違うんですね。それを知らずにオーストラリアへ行くと最悪の場合死に至るので、本記事ではオーストラリアでの生活における3つの注意点についても教えちゃいますね。

世界で12番目に安全な国オーストラリア

僕がミクロな視点で見た現地情報をお伝えする前にマクロな視点から見た情報から紹介しましょう。

世の中には世界の治安の良さを計る「世界平和度指数」というものが存在します。世界には196カ国ある中で、オーストラリアはなんと2017年に平和度で12位にランクています。

それらを計る指数は、「殺人事件の数」「テロ活動の潜在的可能性」「対外戦、内戦の数」などの24の指数から成ります。

では、我が国日本はランキングで何位かというと、アイルランドと同率10位です。ですので、日本とオーストラリアは同じレベルの安全度と言えますね。

ちなみに、1位はアイスランド、2位はお隣の国ニュージーランドとなっています。島国は国境内から安全ですね。もっと詳しいランキングを見たい方は、世界平和度指数(global peace index)をチェック!

オーストラリアの治安に関する日本政府の見解

他にも役立つ情報として日本の外務省が発表しているMOFAという海外の安全情報を開示しているサイトがあります。

でも、このサイト当たり前ですが日本人が危険な目に会わないようにとかなりコンサバな目線で書かれています。ですので、「危険です危険です」とかなり安全目に見ているように僕は思います。

以下のようにオーストラリアの治安について書かれています。

 オーストラリアは比較的治安の良い国と思われがちですが,日本と比較すると犯罪が多く発生しています。特に近年は,麻薬に関連した犯罪(例えば,麻薬購入に必要な金銭目的の犯罪や麻薬中毒者による暴力犯罪等)が増加傾向にあるので,慎重な行動が求められます。
日本人旅行者にはオーストラリアでの自然体験を目的とする方が少なくありませんが,そのような旅行者が現地の事情を知らなかったために事故に遭う事例が見られます。また,オーストラリアの人々は,自然と動物をとても大切にしており,保護の対象となっている昆虫や爬虫類等を軽い気持ちでオーストラリア国外に持ち出そうとして罪に問われる事例も報告されています。そのような事態を避けるためには,現地事情についての十分な知識と準備が必要です。

参考:外務省 海外安全ホームページ

良いこと言っているなと思うのが、麻薬に関わる犯罪や自然が起こす事故が多いことに触れていること。

これは正にこのページで語ろうとしていた内容です。追って詳細伝えます。

オーストラリア特有の危険① 麻薬の蔓延

http://www.nimbinmardigrass.com/

オーストラリアは日本に比べると大麻(マリファナ)へのアクセスが容易です。日本で普通に生活していたらマリファナに遭遇することってほぼないですよね。

でも、アメリカ含めオーストラリアでは比較的カジュアルにマリファナは吸われています。僕もアメリカの大学の寮に住んでいたことがありますが、パーティーでよく吸っている人がいます。オーストラリアの大学の寮でも多くの人がマリファナ使っているのが現状です。

マリファナについては僕もタバコと同じくらいにしか思っていませんが、それ以上のレベルのドラッグがオーストラリアにあるため、ドラッグにどっぷり浸かっている人がまれに道に転がっています。

そういったシャブ中の人たちに絡まれるとトラブルになるので気を付けましょうね。僕もベンチに座っていたら後ろからいきなり叩かれたことあります。ちなみに僕はマリファナがオープンなオーストラリアの村に行ったレポートがあるので、興味がある人は読んでみて下さいね。マリファナバーなんてとこもありましたね。

オーストラリア特有の危険② 性犯罪

日本人の女性が特に気を付けるべきことは、性犯罪です。海外でナイトクラブやホームパーティーなんかは、フォトジェニックだし、友達に自慢できるストーリーとしては最高だと思いますが、お酒で気を失う人は気を付けた方が良いでしょう。

お酒の場では酔わされて昏睡状態、最悪の場合は飲み物に睡眠薬を入れられて意識のない状態で襲われるケースもあるそうです。

オーストラリア統計局(Australian Bureau of Statistics)によると、5人に1人の女性、25人に1人の男性は性的暴行を受けたことがあるそうです。しかも、知らない人からではなく、友達や知り合いからの犯行であるというのが恐ろしいですね。

白人男性は日本人女性が白人が好きであることを知っているので、そういった状況へもっていくのはとても簡単であると認識しています。アメリカのナンパ講師ジュリアン・ブランクも、「東京じゃ白人はやり放題」「ピカチュウとか、ポケモンとか、適当に強気に言うだけでいい」という発言をしていますね。青い目で永住権をちらつかせれば、「英語の勉強だから」みたいな訳の分からない理由でついて行ってしまうのでしょう。以下は、ナンパ講師の講座の様子。

オーストラリア特有の危険③ 動物や自然の脅威

これは治安と言えるのか分かりませんが、僕が実際オーストラリアに住んでいて、人による脅威より野生動物による脅威の方がよっぽど怖い感じることが多いです。

実体験でいうと、歩いていて野生の鳥から襲われて顔面から流血したことが何度かあります。産卵期で子供を守ろうとしていたのか分かりませんが、空中の死角からもの凄い勢いで鋭いくちばしや羽で攻撃されました。

背後からもの凄い早さだったので追突してくるので戦う術がありませんでした。帽子とかをしっかり被るしかなかったでしたね。これが一回ではなく数回起きたことがあるから怖い。

あと、実体験では犬ですね。犬を野放しで飼っている家庭が多すぎで、柵もしっかりされていないから、何度も追いかけられたことがあります。よく背中を向けてはいけないとか色々いいますが、2匹の狼みたいな犬に追いかけられた背中向けて逃げたくなりますよ。そういうときは、固めのカバンとかを振り回し、後ろ歩きしながら徐々に逃げましょう。

そしてもう一つ気を付けたいのがサメ。オーストラリアに来たら当たり前にビーチに行って泳ぐと思いますが、オーストラリアでは毎年ほぼ確実にビーチで人がサメに食べられて死んでいます。決められたエリア以外の遊泳は本当に気を付けた方がいいです。波に飲まれて死にそうになったことも何度かあるので、あまり岸から遠くへはいかないように。

オーストラリアの都市別危険エリア

日本にも新宿歌舞伎町や、大阪の西成あいりん地区など危険なエリアってあるじゃないですか。オーストラリアにもそういった危険地区はあるので、ここでは都市別の危険なエリアについて教えちゃいます。

シドニー:キングスクロス地区・チャイナタウン地区等の繁華街を中心としたシドニーCBD(中心商業地区)とシドニーから西南の郊外にかけての郊外地区で各種犯罪発生件数が際だって高いです。Redfernなんかも危険なエリアとして有名ですね。

メルボルン:ほとんどの場所が安全ですが、観光地などの盗難、ひったくり、置き引きに注意しましょう。

ブリスベン:クラブが多く集まるFortitude valley、Roma Street Station周辺は頭のおかしいおっちゃんがたまにいるので夜は注意ですね。基本、安全ですがね。

オーストラリアの治安に関するまとめ

以上がオーストラリアの治安に関する現地からの情報でした!アメリカと違って銃も規制されている国なので、派手なコトせずに普通に暮らしていれば安全です。

日本みたいに中国や北朝鮮みたいなあからさまな仮想敵国もいないので、ミサイルが飛んでくることもありません。イスラム国によるテロとかもイギリスに比べたら少ないですね。大陸で繋がっていてアフリカからの移民とかが多いヨーロッパに比べたら島国は安全ですね。

そういった内乱や紛争から縁遠いオーストラリアですが、日本と違って動物が野放しでいるので、そういった国特有の危険は存在するので気を付けましょう。

気軽に身を守りたい人は、防犯アラームなんかをカバンに付けておくといいです。狼みたいな犬に襲われたときや、人の少ない夜道でホームレスに襲われたときなんかに役立ちます。

防犯アラームは見た目はかわいいキーホルダーみたいのが多いので留学する息子に出国時のプレゼントとして渡して持たせるのもいいのでは。

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