オーストラリアの物価は高い?
オーストラリアへ旅行、ワーホリ、留学しようとしている人なら必ず気になるオーストラリアの物価。高いと言われるオーストラリアの物価について、オーストラリア在住の私が現場からお届けします。
オーストラリアにこれから来ようという人は必要な費用の目安にしてくれればと思います!
Contents
オーストラリアの物価について総括
オーストラリアの物価の特徴は、
- コーラなど単体で買うととても高いが、まとめて買うと日本と変わらない
- 自国で物をほとんど作っておらず、海外からの輸入に頼っており物価全般が高い
- 家賃は高いがシェハウスが一般的で、家を共有すれば日本の田舎くらいの家賃
といったところです。
オーストラリアの物価の推移
オーストラリアの消費者物価指数(CPI)を見ていくと上記のように、物価は年々上昇傾向にあります。
CPI(Consumer Price Index)は、「消費者物価指数」と呼ばれ、消費者が実際に購入する段階での商品やサービスの小売価格の動向を表す物価関連の経済指標。(参考)
オーストラリアの地域ごと都市別の物価の違い
オーストラリアの都市別の生活費の違いを見ていくと、一番生活費(物価)が高いのがシドニーになります。次がメルボルン。
その後は意外にもダーウィンなどの人が少なくてモノの輸送にお金が掛かりそうなエリアになります。
オーストラリアで生活費が一番安い都市はケアンズの近くにあるTownsvilleになります。シドニーで掛かる生活費より30%くらい安く生活できます。
オーストラリアの生活に掛かる費用
オーストラリアに1年ワーホリするのに掛かる費用をリアルに計算したことがありまして、その費用は125万円でした。
項目 | 費用 |
食費 | 約80万円 |
家賃 | 約69万円 |
語学学校 | 約38万円 |
保険 | 約25万円 |
交通費 | 約12万円 |
航空券 | 約10万円 |
ビザ申請費用 | 約4万円 |
娯楽費、他 | 約2万円 |
バイト収入 | ▲約115万円 |
合計 | 約125万円 |
例えば、語学学校に行かず、バイトもせず、航空券・保険・ビザ申請費用を除いた純粋な生活ということであれば、計算すると1年間に163万円オーストラリアで生活するのにお金が掛かります。
1カ月に割り戻すと13.5万円くらい生活費が掛かります。もちろん、どのような場所に住み、どのような生活を送るかにもよります。
計算の詳しい内訳を見たい方は以下の記事をご確認下さい。全てスクショ付きで実際に計算しました。
オーストラリアの平均年収
オーストラリアは物価も高いですが、平均賃金も高いので実際に住む人々は生活していけるのです。
オーストラリアの平均年収は日本円で720万円くらいなので、物価が高くとも十分暮らしていけるわけです。
ワーホリや留学でオーストラリアに来ても日本に比べると良い賃金でアルバイトができるので、時間がある人は働いて生活費を稼ぎましょう。
オーストラリアの物価の実例(20アイテム価格表)
商品 | 豪ドル | 円 |
コカ・コーラ(385mlペットボトル) | $3.75 | 319円 |
水(1.5l、Coles Natural Spring Water) | $0.8 | 68円 |
サンドイッチパン(680g、20切れ程度) | $1.8 | 153円 |
米(1kg、ジャスミン米) | $3.2 | 272円 |
卵(700g、12個入り、放し飼い) | $5.2 | 442円 |
牛乳(1l、生乳) | $1.2 | 102円 |
鶏むね肉(100g) | $1.7 | 145円 |
牛肉(100g) | $1.8 | 153円 |
じゃがいも(1kg) | $3 | 255円 |
にんじん(1kg) | $2.2 | 187円 |
玉ねぎ(1kg) | $2.9 | 247円 |
チョコレート(45gキットカット) | $2 | 170円 |
ポテチ(170gドリトス) | $2.5 | 213円 |
バナナ(1本) | $0.9 | 77円 |
リンゴ(1個) | $1 | 85円 |
塩(1kg) | $0.9 | 77円 |
洗剤(1kg) | $5.5 | 468円 |
シャンプー(320g、Dove) | $4.5 | 383円 |
パスタ(500g) | $1.7 | 145円 |
タバコ(20パック) | $19.5 | 1,658円 |
($1=85円)
上記の価格については最新のものをcolesというオーストラリア最大手のスーパーのウェブサイトから調べました。
ネットの物価調査記事でスーパー徘徊して写真撮影するケースが多いのですが、風化してしまうので、僕はネットで最新の正確な情報をサクッとまとめました。
コーラの値段であれば下記のように写真付きで、値段が表示されています。それに現在の為替を掛け合わせれば自身でも気になる商品のオーストラリアでの価格がパッと見れちゃいます。
こう製品と値段を見ていくと、ペットボトルのコーラとか日本のスーパーでは100円くらいなので、319円で3倍以上して驚きますよね。
ただ、空港とか自動販売機だともっと高いこともあります。一方30本とかまとめ買いすると日本と同程度の価格になります。
オーストラリアでは飲み物でもスナックでも1つ1つ単体で買うと高いですが、大量買いすると日本と同価格水準になるという仕組みです。
コンビニとかでちょこちょこ買うのが好きな日本人にとっては不便極まりないですね。
物価の高いオーストラリアでの節約方法
- 自炊は、カップ麺と食パン!
- 外食は、カレー一択!
- 食材、部屋、物をシェア!
これがオーストラリアで節約したい人が行う節約術です。
カップ麺と食パンはいかにも貧乏という感じですが、背に腹は代えられない。カップ麺はミーゴレンとても安くワーホリの人達界隈では有名です。辛ラーメンなんかは辛い食べ物好きにはたまらない。
それだけだと、身体に悪いので僕なんかは朝食はヨーグルトとかフルーツも安いので食べていました。ジャパレスで働いてまかないもらったり、ファームで働いて野菜や果物を食べるという手もあります。
オーストラリアのヨーグルトは酪農大国だけあってマジうまいので下記記事ご参照下さい!
あと、外食もオーストラリアは高くて驚きます。そんな方に僕がおすすめするのがカレーライス。
外食したら、1,000円は確実に超えてくるオーストラリアですが、そんなオーストラリアで唯一良心的な値段で食べれるのがカレー。
下記記事にある通り1食$5(425円)だからありでしょ。日本風のカレーが食べれますよ。味もおいしい。他にも当サイトには節約に特化した記事をまとめているので参考に。
それ以外には、コーラの例を出したようにまとめ買いがオトクなオーストラリアですから、友人やルームメートとシェアしまくればいいです。食材はいたむのでシェアすればすぐ消費できます。
最後にもっともっと節約して損したくない人は日本にて無料でクレジットカードを使ってポイント貯めたり、クレカに付帯する無料の保険を適用して大幅なお金の節約をして下さい。下記記事は力作です。