【納得】お金を稼がず増やす方法!ひろゆき『これからを生きるための無敵の―お金の話』から学ぶポイント!

2chの創始者であるひろゆきの著書『これからを生きるための無敵の―お金の話』を読了したので内容を簡潔にまとめる。

要点と全体間としては、冒頭にある「なぜお金が欲しいか?」という点で、ひろゆきは「不安をなくすため」と言っています。

良い暮らしをしたいとか、モテたいとかあると思うのですが究極は不安をなくしたいということなんです。

要は老後働けなくなったときの不安や目に見えない将来の不安があり、お金が重要と考えるんですよね。

じゃあ、不安がなくなれば、お金いらないんじゃない?っていう発想もできますよね。そういったことやお金の簡単な増やし方をこの本では話しています。

ひろゆき『お金の話』の要点

  • 資産を作るにはお金を使わないで貯めることが一番大切。なぜなら、「資産100万円の人が利回り1%増やしても、1年間でたった1万円増えるだけ。1万円使わない方が楽。」だからです。「1万円の昇給を勝ち取るよりも1万円使わないことの方が簡単。」というのは納得です。

  • 週末に1円も使わないで楽しめる趣味とかを見つけられたほうが、お金を稼ぐよりも価値がある」なぜなら、趣味がないと時間があることが埋めなければいけない時間となり、ストレス解消のためにショッピングなど浪費をしてしまうから。週末1日1万円使うなら年間100万円使うことになります。

  • お金が心配な人は、お金を使わないで生活する知恵を身につけた方が、将来楽しく暮らせる可能性が高かったりします。「お金が必要ない生き方」をうまく手に入れないと安心感は得られないので、必要なのはお金じゃなくて考え方

かなり納得感のある合理的な話ですよね。

1万円稼ぐのも1万円節約するのも、残るのは同じ1万円なんですよね。

他の章でも述べていますが、その趣味が、

  • お金がかからない
  • 「資産(ブランド力)」が増していったり、スキルやノウハウが貯まる
  • 海外の人が勝手に拡散する利益率が高いコンテンツ作成

だったりすると最強なわけです。

週末に1日1万円使う人がいる一方、お金を使うどころか、お金を稼ぐ1日になるわけですから、その差は2倍!

そういう意味ではブログとか(日本語で書いている限り世界に拡散はされないですが)、デザインや写真や動画撮影とかはそういった視点から言うと良いですよね。

意外にパートナー(奥さんや夫)選びにも、趣味がある人かどうかという観点も入れると良いかもしれません。趣味なし浪費家のパートナー掴むと特に男は地獄を見ます。。。ケチという存在とのバランスも難しいですが、開き直るのもありですね。

ひろゆきの株、年金、結婚などに対する合理的な考え

言われてみると妙に納得感のあるひろゆきさんの合理的な考え方っていいですよね。

お金以外にも様々なトピックについて触れているので、トピックごとにまとめてみました。

【株】株価を気にしなければならないので面倒。

【年金】しれっとなくなるが、障害年金がもらえるから払う。例えば、事故で親指なくなったら月に10万円もらえて、すべての医療費がタダになる。年金払わないとその権利がなくなるので、年金は払っておいた方が良い。

【幸せ】幸せは割と相対的な評価。年収300万円でも周りが200万円であれば恐らく幸せ。

何をもって自分は幸せを感じるのか?自分を嫌いにならないで生きるには何が必要なのか?そこが分かっているかどうかが、その人が幸せになれるかどうかのポイント。誰かと比較したら、だれでも不幸せになる。

そもそも人が幸せで居続けることって、根本的に不可能。人間は構造上、楽しいとか面白いというものには必ず飽きるようにできています。

なので、「楽しい」の最大化を目指すより、不安や不幸をどれだけ減らすか、と言う方向で考えた方が幸せ。

【結婚】40歳になったら少しは給料が増えているが、おっさんおばさんと誰も結婚したくない。「安定した生活が欲しい」という言葉の裏返しが、「年収が高い人と結婚したい」となる。

【消費税】日本は2019年に2%消費税を上げると、会社が払う税金増えるので日本の株価は下がる。

【恋愛】彼女を作りたい人は、イケメンになるとか服装のセンスを上げるとかより、女の人が余っている工場などに働きに行くなどがある。マーケットに合わせる方がうまくいくことがある。

【マーケット】絵を描くでも画家になって1億稼ぐのはハードル高いが、同じ絵を描くでも漫画家の方が1億稼げる可能性ある。

重要なのはトップになる必要はないこと。銀座で和菓子屋でトップになるのは周りにおいしい和菓子屋あるので難しいが、和菓子屋が全然ない場所に行けば良い。自分が獲得した能力が埋もれない場所を見つける。

【年収を上げるには】資産がない人は自分に投資して転職して年収をあげるのが近道。勉強と言うより、他の人が必要としている知識で自分が興味あるものをいかに伸ばすのかということに尽きる。

【節約】「欲しいものは買う人」と「必要なものだけ買う人」

【仕事】自分の価値を高める仕事をする。仕事には2種類あり、「資産(ブランド力)」が増していく、スキルやノウハウが貯まる、続けていくことで社会で評価される、1年やったときにプラスアルファがある仕事は本気でやってそれ以外は手を抜くべき。そういう仕事はやっていて楽しい。

年金はもらえないから払わないって若者が多く合理的と思われている世の中に、保険という観点に着目して年金は払うべきと主張するひろゆき氏。おもしろいですよね。

あと、恋愛や仕事に対するマーケット選びの考え方。どちらでもトップになる必要はなく、相対的に優位に立てるマーケットに飛び込むということも重要なんですね。

仕事についてもストックの考え方を意識していたのは、元々僕も思うところはありましたが合致したので良かったので、以下に僕の考え(及びひろゆきさんが考えているだろうこと)を展開しますね。

ひろゆき流、こういう仕事を選べ!

今あなたがやっている仕事は、蓄積という要素があるだろうか?

本当にこれは大事だと思っていて、例えばあなたが医療機器の新規顧客開拓営業をしていたとしましょう。あなたは凄く頑張って100社の新規クライアントを開拓しました。

でも、これってあなたが会社を辞めたら、企業のクライアントリストや販路としては残るけど、あなたには何も紐付いていないんですね。

簡単に言うと会社辞めたら、会社はあなたを利用するだけ利用して、会社から捨てられるのと一緒なんですね。過去の人が開拓した功績なんて基本一個人にはないし、時が経てば消え去りますからね。

なので可能な限り資産(またはブランド)として蓄積される仕事をした方が良いです。例えば、芸能人とかインフルエンサーとかってその所属する事務所を辞めても、その人事体に価値があるケースが多いので独立したり、他の事務所に移ってもファンやブランドイメージはそのまま付いてくるので最強なんです。

ということで、『これからを生きるための無敵の―お金の話』に関する書評や感想は以上です。ひろゆきさんは、「資産がない人は自分に投資して転職して年収をあげるのが近道。」と言っているので、迷わずこの本を買って自分に投資しましょう!

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