オーストラリア在住の皆様ならアパレルブランド「COTTON:ON(コットンオン)」の店舗をよく見かけると思います。
COTTON ONがオーストラリア企業ということを知っていましたか?このオーストラリアのユニクロと呼ばれるCOTTON ONについてオーストラリアブロガーである私が目から鱗の情報について解説したいと思います。
Contents
COTTON ONの基本情報
本社:オーストラリアのビクトリア州の都市Geelong
設立:1991年
株式:未上場
展開国:(2019年11月現在)
Asia: Malaysia (81)、Singapore (77)、Hong Kong (5)、Philippines (36)、Thailand (15)、Indonesia (32)
Oceania: Australia (688)、New Zealand (126)
Middle East and Africa: UAE (34)、Saudi Arabia (3)、Oman (1)、Jordan (2)、South Africa (169)、Namibia (6)、Botswana (1)
Americas: Brazil (8)、United States (154)
Europe: UK (22)
ブランド:Cotton On, Cotton On Body, Cotton On Kids, Rubi, Typo, Cotton On LOST, Factorie and Supré.
他:1,400店舗、18カ国、従業員22,000人
(参考:ウィキペディア)
上場企業ではないので多くの情報は公開されていないのですが、COTTON ON意外にも様々なブランドを展開しています。
また、店舗がある国でいういと(2019年11月現在)、当然オーストラリアが一番多いのです。日本には進出しておらず、中東やアフリカだとかマニアックな地域に進出しています。しかも、中国にも進出していないという衝撃。
東京に店舗がないので、オーストラリアのお土産にもなります。
UNIQLO、ZARA、H&Mが攻めていない地域でシェアを取ろうとしているのでしょうかね。
アメリカは当然として、南アフリカや、シンガポール、マレーシアの店舗数が多いですね。
かなり独特なグローバル店舗戦略だと思います。
インスタから見るCOTTON ONブランドイメージ
https://www.instagram.com/p/B4Y8nF0gpsn/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B4CDafYAU27/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B3_RzCFHor6/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B33ppaOA8Gh/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B4ES1u9n9HT/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B3zB-JeHCT4/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B3tf2xKn2D0/?utm_source=ig_web_copy_link
インスタグラムからいくつかCOTTON ONの服を掲載しました。衣料品以外にも、サングラスや靴、子供服(キッズライン)などもあります。
オーストラリア発祥のブランドなので、ブランドイメージとしては常夏のイメージが強いです。
外国ブランドなので大味ですが、アメカジよりはコテコテではなく、ファストファッションらしいさっぱりした服が多いです。
夏やビーチをイメージしたカチッとしていないダルい感じが個人的に好きです。
また、FOREVER21やH&M、GAPのような雑な仕上がりでもないのが良いです。
COTTON ONの価格帯
ファストファッションと言うことで紹介しているCOTTON ONですが、衣料品の金額はどれくらいするのでしょうか?
上の写真はグローバルでの金額ですが、メンズハーフパンツのジーンズが、「シンガポールドル39.99、香港ドル299、インドネシアルピー399,900」ですので、3,000円くらいで安いと思います。
気になる方はオンライン通販サイトを見てみましょう。
上のスクリーンショットは豪ドル表示の女性もののTシャツの価格です。
$19.99なので1,500円くらいです。ユニクロとかと同じくらいの価格でしょうかね。
ということで、ユニクロっぽい服を買うことに飽きている人は、COTTON ONがいいかもしれませんね。
どこでその服買ったの?と聞かれたら、上で説明している蘊蓄(うんちく)を語れるわけですし。笑
COTTON ONの歴史
COTTON ONは、1991年に設立され、最初の店舗はオーストラリアのGeelongでオープンした。
会社はNigel Austinによって設立され、その頃から数々のブランドを立ち上げた。オーストラリア国外の海外では最初の店舗を2006年にニュージーランドのQueensgate Shopping Centreにオープン。
デザインはオーストラリアのオフィスで行われ、購買計画から全ての製造プロセスのコントロールはオーストラリアで行われている。
製造は約850のサプライヤーや工場にアウトソースされている。コットンオングループは素材や製造を多数の国に委託している。主なサプライヤーは、中国、バングラデシュ、インドとオーストラリアだ。他にもスリランカ、香港、アメリカやアジアのサプライヤーとも協力している。
これら多くの工場は、全体で統合を目指すものではなく、労働力の水平分散を目的として運営されている。
会社の目的:We exist to make a positive difference to people’s lives.(私たちは人々の生活にポジティブな違いを産み出すために存在している)
会社の価値:We have a genuine belief in our brands, our big ideas, and our ability to bring them to life.(私たちは自らのブランド、大きな発想、そしてそれを人生にもたらせる能力に真の信頼を持っている。)
COTTON ONの通販やオンラインストア
「COTTON ON」で検索すると下記のようにオンライン通販サイトが表示されます。
「New In」「Women」「Men」「Baby&Kids」などあるので、興味のあるカテゴリーをクリックして金額などを見てみましょう。
オーストラリア国内だと、60豪ドル以上の買い物で配送料が無料になります。
僕が見たタイミングだとキャンペーンで100豪ドル以上の買い物をすれば、30%OFFというセールをやっておりました。
アクセサリーや他グループブランドも対象なので、色々見てみてはいかがでしょうか。
ちなみに、日本への発送に関しては、以下のように記載がありました。
日本と言うか国際配送に関しては、20豪ドルで対応してくれるようです。
配送期間は10~30営業日以内で届くとのこと。
そもそも日本語対応のページがないので、英語が読める人でないと注文したり、トラブル対応するのは難しいかもしれませんね。
英語が煩わしいという方や、国際配送が心配な方はAmazonで「COTTON ON(コットンオン)」と調べてみれば、たまに並行輸入品があったりします。
品切れの場合はリンク切れとなっていると思いますので、確認してみて下さい。
ということで、日本未上陸のCOTTON ONについて分かりやすく解説しました!
有名なオーストラリア企業って多くないと思いますが、アパレルの分野でユニクロとは別の路線やブランディングで成長していって欲しいです!
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