FIRE(Financial Independence, Retire Early=経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメント)なんてことばがはやっていて、多くの書籍が発行されています。
誰もがお金のためにやりたくもない仕事をしたくはないはずです。
ただ、私が思うに適度に仕事をしておくことは、健康に良いと考えています。
適度に仕事をしておくメリットとしては以下5つがあります。
- 社会と繋がっていることで社会性や社交性のスキルが保たれる
- 人に見られたり評価されることで人生に適度な緊張が産まれる
- 適度な収入が入りより人生が潤う
- 資産がなくなり、いざ再就職しなければいけないときキャリアブランクがない
- 思わぬ情報やスキルが手に入り副業や私生活に生きる
なのでフルリタイヤではなく、一般庶民にはセミリタイヤを目指すのがベストだと考えています。
なので今回はセミリタイヤをするには、どれほどの資産(貯金や株)が必要なのかを計算したいと思います。
セミリタイヤにはいくら必要?
ただただ、セミリタイヤまたはアーリーリタイヤをしたいと考えている人は多いはず。
ですが、実際に自分の資産がいくらあって、アーリーリタイヤにはいくら必要なのかをきちんと計算したことがある人は少ないはずです。
私もその一人でした。なので、私自身のため、ついでにそんなあなたのために、セミリタイヤにはいくら必要か計算してみたので、ご査収いただければと思います!
1人が切り詰めた生活をしない普通の生活をした想定です。
不労収入(22万円)
4,000万円をS&P500インデックス(過去10年の運用成績は6.98%)や利回り6%を超える個別株に分散して投資:毎月20万円が発生
ブログやスポットの副業(不労なのかは別の話ですが):毎月2万円が発生
支出(15万円)
地方や東南アジアに移住:家賃が5万円
日本人の一般的な食費(6万円/30日/3食=777円/1食):食費が7万円
その他(通信費、交通費、交際費など):その他が3万円
ということで、収入22万円-支出15万円=差額7万円となりました。
- 投資が6%で回らない!
- 副業2万は無理!
- もっと交際費にお金がかかる!
- うちは保険も加入している!
- 税金が引かれる!医療費が!
などあると思うので、そのバッファーを7万円としました。
なので、家族や子供はいらない!と想定した場合、4,000万円まで目指すのが良いです。
ここまでいくと、残りの労働は+αにしかならないので、楽に生きれます。
もちろん、
- 家族がいないのは果たして幸せなのか
- 一人で暮らして孤独死するのは幸せなのか
- 慎ましい生活をしながら生きるのは幸せなの
という幸せ議論については触れていません。
ただ生存していのも大事ですが、幸せに生きるということも大事なので。
でも、経済的な不安がなく、好きな事だけしながら生きれるのってけっこう幸せですよね。笑
ちなみに私が提唱しているのがセミリタイヤなので、4,000万円貯めた以降にする仕事は+αの収入です。
そこをさらに投資に回して膨らませてもいいし、贅沢に暮らしても良いと思います。
4,000万円をどう貯めるのか?
例えばあなたの収入が手取り月収25万円(額面月収ではない)だとすると、さっきの生活費を実現すると、貯金額は月10万円になります。
そのペースで4,000万円貯めるには33.3年かかります(=4,000万円/10万円/12カ月)。けっこう途方もない年数ですね。。。
そのペースで3,000万円貯めるには25年かかります。
新卒の学生でもないかぎり、33年や25年っていうのは普通の定年退職に近いですね。笑
ただし、本業や副業の成果で月収を+5万円上げることができれば、4,000万円貯めるには22.2年、3,000万円貯めるには16.6年に短縮できます。
簡単に月収5万円を上げると言ってますが、例えば1,000万円の資金が既にあれば理論的には実現可能です。
例えば、1,000万円を利回り6%のインデックスファンドや個別株(JTなど)に分散投資すれば、年間5万円の収入が発生します。
計算は、1,000万円x6%÷12カ月=5万円
ということで、既にある程度の資産があって、それを投資に回せればセミリタイヤまでの期間を短縮できるのです。
なので、種銭づくり・投資・副業収入のUPなどはセミリタイヤ(退職の早期化)には重要になってきます。
当然、株価下落などは容易に想像できるので、投資は自己判断でお願いします。配当6%利回りの投資商品に投資すればとこんな簡単に言っていますが、かなりドキドキして全額ベットする勇気はないかも。笑
セミリタイヤ後はどう過ごすのか?
セミリタイヤ後はどうすればいいのかという話ですが、ストレスにならない本業を軽く継続しつつ、好きな本業やお金のかからないプライベートを思いっきり楽しむ。
以上です。
個人的に大事だと思うのは、収入が高くなくとも、人間的、業務内容的ストレスがかからず、週3~4日勤務くらいの仕事をすることをおすすめします。大企業に早いうちに入社してぶら下がるのが安全かもしれません。
メリットは冒頭でお伝えした通り以下。
- 社会と繋がっていることで社会性や社交性のスキルが保たれる
- 人に見られたり評価されることで人生に適度な緊張が産まれる
- 適度な収入が入りより人生が潤う
- 資産がなくなり、いざ再就職しなければいけないときキャリアブランクがない
- 思わぬ情報やスキルが手に入り副業や私生活に生きる
友達と焼肉してトランプして、風呂入って、散歩して、好きなデザインやブログ書いたり、本読んだり、動画作成したり、ペット飼ったり、魚釣ったり、今ならそれを動画にしてYoutubeに垂れ流せば勝手にヒットするかもしれません。
ただ、その生活って今でもできるよねって話ですが、嫌な本業から抜け出せることが重要なのかもしれません。あと、健康も重要です(上記計画が崩れるのとストレスコントロールに)。
なので、DJ社長ではないですが、「やりたいことのために(セミリタイヤ)、やりたくないこともがんばる」んよ!
もっとより具体的に詳しくFIREについて知りたい方は『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』や『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』などの書籍が有名なので読んで実現してみて下さい。