SNS炎上や炎上商法って英語でなんて言う?flameそれともfireとか?実際にネイティブが使う例を見てみよう!

最近、日本人の会話の間でよく使われるようになった言葉に「炎上」があるのではないでしょうか。

ブログが炎上、Youtubeが炎上、コメント欄が炎上などSNSの浸透と共によく使われるようになりました。

それでは、外国人は英語で「炎上」という単語をどう表現しているのでしょうか?

「炎上する」って英語でなんて言う?

SNSが炎上することを英語では、「Flame」だとか「Under fire」で表現します。
実際のニュースを見ると以下のような場面で使われています。

これは日本の化粧品大手DHCの社長が韓国人のことをチョンという差別用語で表現したことにより炎上した記事の英語版です。
ここでは「under fire」という動詞として「炎上している」ことを表現しています。

「slur」というのは「非難・中傷」という意味です。ニュース記事を翻訳すると、「日本の化粧品会社DHCは、社長が韓国籍の方に対する人種差別的中傷を発言した後に炎上」。

他にもFlame(燃え上がる)を用いた場合、以下のような文例が作れます。
Your blog is flaming! (あなたのブログが炎上しているよ!)

「炎上商法」って英語でどう表現する?

また、日本ではよく「炎上商法」というわざと物議を醸すような発言や言動をして注目を集め、フォロワーや認知度を増やす方法に名前が付いていますが、海外ではこれにピッタリと当てはまる英単語はあまり使われないです。
無理して作ると「flaming marketing」とかでしょうか、これで伝わる人には理解してもらえると思います。
一般的に英語圏ではマーケティング用語で「viral marketing(バイラル・マーケティング)」という教科書にも載るレベルの専門用語があり、個人の口コミを使ったマーケティングという意味で使われます。
ちなみに口コミは英語で「word of mouth」と言います。
「viral」にはもともと「ウイルス性の」という意味があり、ウイルスが感染するように口コミで多くの消費者に広がっていくことを「viral marketing」と言っています。

viral marketing : Oxford辞書

a method of marketing whereby consumers are encouraged to share information about a company’s goods or services via the internet.

ただ、上のバイラル・マーケティングの定義を見て分かるように、本来は本当に質の高い製品を消費者に体感してもらい、それを「良い製品だったよ」と口コミやレビューで広まっていくことを意味しています。
Viral Marketingは炎上商法のようにネガティブな意味を付き纏っていない点は注意が必要です。

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