最近、円安が進み日本円の価値が下がり、相対的にオーストラリアドルの通貨の価値が上昇しています。
上が5年、下が1カ月のチャートになります。
1カ月のチャートを見ると本日2021年10月16日時点で、過去1カ月最高を記録しています。
Wiseは一括送金がオトクと言ったものの…
1カ月前の記事でWiseは一括送金がオトクと伝えたのですが、最近の経験でそうでもないことの気づきました。
確かに同時に一気に一括送金するのと、同日に分割で合計同額を送金するのであれば一括送金する方がオトクです。
1,000豪ドル=手数料8.34豪ドル
10,000豪ドル=手数料55.78豪ドル
手数料の差額=8.34×10回分割送金-55.78=27.62豪ドル(2,251円)
確かに上記の計算だと2,251円もの差が生れます。
ただし、実際に分割を送金したところ結果はそうならなかったです。
もともと一括送金する予定だったのですが、私のNABの送金上限が2,500豪ドルだったことに気づき泣く泣く分割送金したのですが、結果的に得することができました。
ドルコスト平均法の発想で分割送金すると一括より得に!
トクするためにはテクニックとして最初の送金額のレートより良くなったときのみ送金です。
そして、次の送金は前回のレートを超えたときのみ送金するんです。
それを繰り返すと最終的に分割送金した方がトクにすることができます。
上のスクショを見れば分かります。
9月5日:2,500豪ドル⇒203,107円
もし同日に送金していたら、
15,000豪ドル⇒1,218,642円
上記の方法で分割送金すると、
15,000豪ドル⇒1,241,528円
その差額は22,886円です。
冒頭では一括送金すれば、2,251円の差が生まれるといいましたが、
良いレートのときのみ分割送金すると、22,886円もの差が生まれました。
手数料により生まれる差を考えても、明らかに分割送金の方がトクと言う結果になりました。
当然、この一カ月の最後の一番良いレートで一括送金するのが手数料もレートも最高レベルで得なのですが、そのタイミングと言うのは誰にも分かりません。
ただ、前回送金時よりよいレートのときのみ送金というのは誰でも分かるのでこのルールを設ければ、今回の経験のように通常より更にお得に海外送金ができます。
この裏技の条件とは?
ただ、この前回送金時より良いレートのときのみ送金という手法が使えるのは、長期での分割送金を待てる方のみです。
急ぎで一気に送金しなければいけない理由がある方はレートが良くなるタイミングを待つことができません。
海外在住者には必見の裏技でしたね!