勝間和代さんが説く「お金は手段、目的は幸福」。感動にうまくお金を落としていこう。

一時期ビジネスマンの間で流行した勝間和代さんですが、最近YouTubeでも見るようになって、定期的にチェックしています。

ビジネス書の短編集みたいでサクサク見ることができます。

最近「常に目的から手段を考える思考習慣をつけよう」というタイトルで一本の動画が出たのですが、そこで「目的から手段を考えよう」というビジネスではよく出てくる話が改めて取り沙汰されていました。

その中で、よくある話としてお金を稼ぐことが目的になっている点を指摘していました。

確かにお金だけ持っていてもしょうがないですから、そのお金を使ってなにかを実現することが目的ですから、手段と目的を履き違えてはいけません。

そして、人間にとって「幸福になること、幸せになること」が万人の目的であるはずですから、お金を稼ぐことにとらわれず、幸福になることにとらわれるべきだと思いました。

人によってはお金がなくても幸せに満ち足りれる趣味や友達や時間を見つけれれば、目的を達成できてしまっているわけです。

もちろん往々にして、お金があればおいしいものが食べれて、好きなときに働き、好きな場所にいれ、大切な人を喜ばせることができますから、お金を稼ぐことを目指すことは間違ってはいないわけです。

その後にNewsPicksのReHuckという番組を見て、波頭さんが現代は経済合理性という価値観に傾きすぎている点を指摘していることも頭の中でリンクしました。

現代のひとたちは経済合理性という価値観に支配されすぎており、幸福や人の価値も全て経済的な目線で評価します。

ただ、笑いの総量であったり、友達の数や関係性の深さであったりで幸せを計測した方が実は現実に即しているのではないかと思います。

世の中にはファッション、音楽、アート、クリエイティブ、達成感、物語、体験など素晴らしいもので溢れているはずで、老いる前にそういった感動にうまくお金を落としていくことも大事なんじゃないかと気付きました。

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