自分探しをしにワーホリに来て悩んでいるあなたへ

柄にもなくたまにはこんな青臭い記事も書いてみたくなったので、良かったら読んでみて下さい。テーマはタイトル通り、「自分探しをしにワーホリに来て悩んでいるあなたへ」です。

オーストラリアに自分探しに来たっていう人って多いと勝手に思ってます。オーストラリアでなくとも、海外にワーホリや留学とかに来るって色々なバックグランドあると思うんですが、なんか日本でムシャクシャしてた、モヤモヤしてたその感情をスッキリさせるんだって踏ん切りつけて飛び出してきたみたいな投稿をSNSとかでたまに見かけます。

それで、オーストラリアに来たはいいけど、自分見つかりましたか?

自分見つかってないよっていう悩んでいる人の手助けになればと思って、以下書きます。別に自分の考えを押し付けるつもりはないですが、こういう考えもあるなという一意見として読んで頂けると助かります。自分一人で考え込んでいても新しい発想なんて生まれないと思うので思考の外に飛び出しましょう。

まず、「自分探し」って言い換えると、「自分が何がしたいか分からない」という状態だと思います。それで、自分が何をしたいかをどう見つけるかということになると思うのですが、個人的には、やりたいと思ったことから片っ端からやっていくっていうことだと思います。

なぜかと言うと、【原則①】人間やったことないことをやりたいと思わないからです。思わないというか思えないですね。

例えば、クリケットっていうインドとかで人気の野球に似たスポーツがあるとします。僕はこれを人生で一回もプレーしたことがないです。人生で一回もプレーしたことがないので、僕はこのスポーツが好きだと思うこともなければ、これを職業にしたいと思うことは絶対にないと思います。やったことないんですから。

この原則から言うと、実はやりたいことがあってまだそれに出会っていないという可能性があります。だから、ピンときたものから片っ端からやっていけばいいと思うのです。ほとんど、コレだっていうことは見つからないと思います。千回やって一回あたるかも知れないという世界です。

但し、一つのことをある程度続けてやっていると、自分が好きだもしくは向いているなと思う要素が見つかることはあります。どっかの企業に勤めて2、3年も働けば、一通りの仕事はすると思います。その中で、「人から頼まれる仕事は嫌いだ」「自分ではクリエイティブな仕事が好きだと思っていたけど、実は地味にコツコツと同じことをしているのが意外に好きだった」「ありがとうと言われたときに嬉しかった」など色々な経験を積めるわけです。そこにやりたいことのヒントが隠れていることが多いと思います。

どんぴしゃでこれをやりたい!というのは見つからないかもしれませんが、ある程度の方向性は感じれると思います。それで充分大きな収穫だと思います。

そして、このやりたいことを片っ端からやっていくということのスピード感ですが、厳しいことを言えば、急いでガンガンやっていった方がいいです。行きたい場所があれば、ガンガン行った方がいいです。そういった意味で、海外に憧れがあって、オーストラリアに来たっていう方は、今のところいい線にいると思います。憧れを憧れのまま終わらせず、行動に移したんですから。

なぜ、急いだほうがいいとかというと、【原則②】人間、歳をとるとできることが減っていくからです。どういうことかと言うと、読者の年齢が今何歳か分かりませんが、18-40歳くらいだとして、今からフィギアスケート選手になることって無理ですよね?甲子園にでることって無理ですよね?歳をとると、事実としてできることの範囲がだんだん狭くなっていくんです。英語をネイティブレベルにすることって難しいですよね?デザイナーや天才プログラマーになるのもギリギリでしょうか。

単純に身体能力が衰えていくので、単純に早く見つけないといけないんです。悠長に構えているとチャンスを逃してしまって、一生自分探しコースです。あと、結婚や親が病気になったりと、やりたいことができなくなる要因がドンドン増えていくいきます。ということを考えるとビジネスではPDCA (Plan, Do, Check, Act)といいいますが、ガンガンPDCAを回して自分探しの精度を高めていった方がいいと思います。このスピード感っていやつを大事にしましょう。

jibunsagashi

では、次は別の人の意見についても考えてみましょう。

よくあるのが、

「自分探し」なんてない。ここにいるのが自分で、こうなりたいという「自分作り」があるだけだ。

自分の内面を探求していくのではなく、自分を変化させていくという考えですね。確かに、「自分」っていうものが世界のどっかにあってそれを探しに行っているっていうのは、何かおかしいですね。言葉遊びじゃないですが、本当に自分なんて、今鏡の前に移っているのが自分なので。「自分づくり」っていうのは、ポジティブでいいですね。「自分探し」だと若干ネガティブなイメージがつきまといますからね。「病んでるの?」って言われてしまいそうです。

次にもう一つある意見が、

やりたいことはないけど、なりたい自分はある。

という考え方ですね。僕はこの考え方に大賛成です。やりたいことっていうのは見つかりそうもない場合、そこで立ち止まっているのはもったいないです。「やりたいことがない」っていう人も「なりたい自分」っていうのは大抵あるのじゃないでしょうか?例えば、英語がペラペラになっている自分になりたいととか。モデルみたいな体型になりたいだとか。それに向かうことは、やりたいことがない人にとっては1つの目標になります。その過程でやりたいことが見つかるかもしれないし。

最後にマツコ・デラックスさんの正月番組で言っていた名言を紹介します。

仕事以外に何をしている時が楽しいの?
人は誰かの役にたったり、社会貢献していることが生きがい。

仕事をしたくないと言っている若者に対して発した言葉です。特にどこかの名言集に載っているわけではないですが、僕が聞いて、マツコ「いいこと言うな」と思ったので、書き留めて共有しておきます。

仕事をこれからする人、仕事を一回経験した人がいて、仕事をしたくないって思っている人いると思います。じゃあ何したい?何しているときが楽しい?って聞かれたら、人間、結局は、人から頼られたときや、ありがとうって言われたときに楽しいし、嬉しいと思えるんじゃないでしょうかね。

しかも、みんなが全員、「ありがとう」って言われる方向に動き出せば、いい世の中ができるような気がします。ということで本件は以上ですが、早速、一緒に住んでいるハウスメートでもいいし、語学学校のクラスメートでもいいし、誰かにありがとうと言われるような行動を取りましょう。「いいね!」か「シェア」してくれると僕は嬉しいですwww

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