クイーンズランド州に住む方にとっては、朗報です。来年2017年から列車、バス、フェリーの交通費が安くなるとクイーンズランド政府は発表しました。今まで世界トップレベルに高かったブリスベンやゴールドコーストの交通費が減額されるのは、私含め一般市民にとっては嬉しいニュースです(参考:9NEWS)。
先日の「【ワーホリ必見】オーストラリアの最低賃金 レストランの時給やファームの歩合給の例」のニュースに続き、嬉しいニュースが続きますね。どんどん過ごしやすくなっていくオーストラリア。
変更点は以下7点
- 23あったゾーンが8ゾーンに減少し、平均$1.54の減額
- 15歳以下の子供は週末に交通費無料
- オフピーク割引延長(7pm-6amと8.30am-3.30pmへ)
- 南東エリアの93%の交通機関利用者は割引の恩恵を受ける
- “nine and free”システムは、8回目以降の利用半額に置き換わる
- 失業者や難民は割引額での乗車が可能となる
- 今回の見直しで$210百万のコストが次の4年間にかかる
ブリスベンに住んでいない方には、ピンとこないかもしれませんが、現在バスでもフェリーでも23ゾーンに分かれた場所に応じて、交通料金が決まっていました。つまり距離に応じて交通費が決まっていたわけです。それが、今回から23ゾーンの区分が8ゾーンに減少したため、シンプルになりました。これは分かりやすくて利用者にとってはありがたいです。
また”nine and free”というシステムについて説明すると、例えば、家から学校に週5でバスで通っていたとします。すると、往復で5日間に10回バスに乗るわけです。その乗車の9回目以降が無料に現在なっています。つまり、例えば普段はブリスベンの学校に通うっている人も週末は、ゴールドコーストに無料で行けていたわけです。これが、”nine and free”というシステムになります。シドニーのOpalカードでもあるみたいですね。
なににインセンティブを持たせるためにこの”nine and free”があったのか僕には理解できないですが、これに関しては改悪になりそうです。なので93%が恩恵を受けると言っていた残りの7%がこの改悪の影響を受ける人ということです。
元々ブリスベンやシドニーは世界一交通費が高い都市の1つに入ることがあったので、この変更には賛成します。安い公共機関は環境にも優しいので。
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