こんばんは。以前、海外でAmazonのKindleがおすすめだよという記事を書きました。読書は好きなので、日本の本が恋しくなったらKindleでサクッといつもダウンロードしています。新しい本なんか、リアルの本で買うより安くならないし場所を取らないので便利です。
海外住むならKindleがかなり使える!日本語の最新本や漫画のダウンロードが止められない!
最近は池井戸潤の鉄の骨 (講談社文庫)と下町ロケット (小学館文庫)を読みました。めちゃくちゃおもしろくて一気に読了しました。
池井戸潤の小説を一気に二冊も読んでしまった。でも、これを高校生の時に読んでても楽しさが分からなかっただろうな。ほんと読書は読者の経験値にかかっている。小説は自らを映す鏡だな。
— たばけん@Brisbaneブロガー (@famzau) July 20, 2016
池井戸潤はドラマ「半沢直樹 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX」の原作を書いている著者です。
小説を選ぶときは、いつもどの賞を取っているのが、一番はずれがない方法だと自分の中で軸があります。
鉄の骨 (講談社文庫)は、吉川英治文学新人賞を受賞していて、ゼネコンの談合入札の話です。主人公が新入社員なので、新入社員になった人にはぴったりだと思います。社会人の恋愛も描かれています。
下町ロケット (小学館文庫)は、直木賞を受賞しています。中小企業の資金繰りの話や、大企業との交渉が描かれていて、重工メーカーで働いたかのような気分が味わえます。企業内の出世競争などの駆け引きも、とてもエキサイティングです。鉄の骨 (講談社文庫)よりエンターテイメント性は高いです。恋愛の要素は含まれていません。
買ったことなくていうけど、Noteとかで、300円の情報買うより、600円くらいだして、江戸川乱歩賞とか直木賞取った作品読むほうが10倍価値がある。
— たばけん@Brisbaneブロガー (@famzau) July 15, 2016
まぁ、こんな感じで、電子書籍の発明の恩恵に預かりまくっている僕(@famzau)ですが、今日、電子書籍市場に関するニュースを見て少し驚きました。
タイトル通りなのですが、日本では電子書籍の売り上げの8割はコミックなんですね。結構、自分の行動とマッチしていなかたので、衝撃でした。
株式会社インプレスという会社が出したレポートにはこうあります。
■2015年度の電子コミック市場規模は1277億円に増加、コミックが市場の8割を占める
2015年度の電子書籍市場規模のうち、コミックが前年度から254億円増加の1,277億円(市場シェア81%)、文字もの等(文芸・実用書・写真集等)が同65億円増加の308億円(同19%)となっています。
確かに、昔僕も、土竜の唄外伝~狂蝶の舞~(1)【期間限定 無料お試し版】 (ヤングサンデーコミックス)や、賭博黙示録 カイジ 1
を片っ端から、Kindleで買ったことはあります。
でも、今は漫画よりビジネス本などを買うことが多いので、この8割がコミックという結果には驚きでした。イケハヤさんがやたら漫画ばっか宣伝するのはこのためだったんですねw
文字だけの本って電子書籍であまり読まれないんですね。自分の考えと世の中との乖離を理解しました。
こんな感じで、ツイッターでつぶやいているので、フォロー宜しくです。@famzau
あと、FacebookのコミュニティFamzでは、オーストラリアに関する情報が日々飛び交っています。限定情報も多いので、チラッと覗いて下さい。