【コラム】急げ!新年の抱負(目標)は12月中に決めた方がいい。特に完璧主義者の方ほど!目標設定&実現方法も紹介!

ふと思ったんですけど、「新年の抱負(目標)」ってあるじゃないですか。

みんな大体ここで目標設定して、ほぼその目標は達成されず終わる。

もしくは目標すら立てずにダラダラと過ごしてまた同じような一年を過ごして成長せず終わる。その繰り返しの人生送ってません?

なぜ新年の目標は達成されないのか?

目標は立てることはいいと思うんですよ。短中期的には。

ただ、新年に立てた目標って中々実現されないですよね。もしくは忘れ去られて、去年立てた目標すら三カ月くらいしたら忘れている。

実現されない理由って色々あると思うんですが、その一つに新年の目標を1月1日くらいに立てているということがあると思うんですよ。

というのも、1月1日に「さぁ、目標作ろう!」と思っても、普段自分と対峙していない人って突然目標出てこないんですよ。もしくは目標出てきたといしてもボンヤリしていて、結果も良く測れずにフワッとした感じで始まることもなく終わる。

なので、本当に実現したい目標を設定したいのであれば1週間くらいガチで自己分析しないといけない。それなりに時間がかかります。

そして、1月中旬くらいになって、仕事なども始まりダラダラしている内に2月とかになって、もう新年でもないしいいやってなって目標立てずに終わる。

こんな経験ないですかね?

特に僕みたいな完璧主義者は、「毎月、●●する!」みたいな目標立てて、1月中旬からスタートってなると、ピッタリ1月1日から始めたいと思うタイプなので、1月1日に目標立てた段階では既に遅いんですね。

なので、タイトルにある通り本当に目標を立てるのであれば、12月からじっくり現実的な目標を立てる必要があるのです。

実現する目標設定の仕方

目標設定において有名なアプローチがあります。

「SMART」といわれる手法です。

この手法について自分で説明するのは面倒なので他サイトからコピペしますね。

◆要素1:Specific(具体的に)
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書き表す

◆要素2:Measurable(測定可能な)
目標の達成度合いが本人にも上司にも判断できるよう、その内容を定量化して表す

◆要素3:Achievable(達成可能な)
希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうかを確認する

◆要素4:Related(経営目標に関連した)
設定した目標が職務記述書に基づくものであるかどうか。と同時に自分が属する部署の目標、さらには会社の目標に関連する内容になっているかどうかを確認する

◆要素5:Time-bound(時間制約がある)
いつまでに目標を達成するか、その期限を設定する

(参考:GLOBIS

上の頭文字を取ったのが「SMART」です。

例えば「英語を習得」という目標で当てはめてみましょう。

◆要素1:Specific(具体的に)
「英語がうまくなる!」という目標設定にしたら、1年経ったあとに成果がでたのが出てないのか分からないですよね。

「英語がうまい」ってなんですかね?リーディング?会話?

目標は具体的に落とし込みましょう。

例えば、「将来翻訳家として活躍するために、英語の読み書きをクラウドで仕事が発注されるレベルくらいまで引き上げる」などです。

なぜその目標を達成したいのか?英語のどのスキル(読み・書き・リスニング・会話)を伸ばしたいのか?実現すると何が成し遂げられるのか?そこまで特定させたいところです。

◆要素2:Measurable(測定可能な)
では、次に「クラウドで仕事が発注」って1件が目標ですか?

目標を数字に落とし込みましょう。

英語の場合、TOEIC900点とか数字で測れる目標にしましょう。

ネイティブと話せるようにとかだと目標としては弱いです。

◆要素3:Achievable(達成可能な)
次にその目標が達成可能かも大事です。

TOEICが500点の人が、留学とかもなしに990点みたいな目標を設定してしまうと、実現可能性が低すぎてやる気をなくします。

現実的に次の年までに700点くらいとしておいて、毎月TOEICを受けて16.7点ずつ(TOEICは5点きざみですが)上げていくという方がモチベーションに繋がります。

◆要素4:Related(経営目標に関連した)
仕事での目標は「経営目標に関連した」となりますが、ビジネス以外の話をすると、「将来翻訳家になる」という目標と関連しているかをみてください。

例えば、翻訳家になるのにリスニング力はそんなに大事ではないですよね。

翻訳は文字の戦いなので。

なので、少し極端ですがTOEICのReadingの部分のみのスコアにフォーカスするのもありです。

翻訳家になりたいがゴールなのに、リスニングパートで満点とることを目指しても少し方向性が違いますよね。

◆要素5:Time-bound(時間制約がある)
次に期限があるかです。

いつかはTOEIC700点取るとかではなく、半年で500点から600点、一年で700点としましょう。

もしくは月ごとに目標点数を決めてもいいかもしれません。

目標達成も大事ですが、更に大事なこと

コラムの冒頭の方で、「目標は立てることはいいと思うんですよ。短中期的には。」と言いました。

この「短中期的には。」というのには理由があって、長期の目標つまり「将来の夢」とか「10年後の実現したいこと」っていう質問ってよくあると思うんですが、そのスパンの目標を立てることって無意味だと思うんですよね。

それは、10年も経てばテクノロジーや自身の状況の変化(家庭・経済・健康)が大きく変わっており、目標立ててもあまり意味がない。

人生100年時代に10年20年スパンの目標もってもどうかなと思います。

英語習得とか言ってもGoogle翻訳やAIによる進化で、駆逐されます。

じゃあ、会計スキル、プログラミングスキル、デザインスキルなにを学べばいいかは誰も分からないです。

ただ、人生100年時代を生きる上で大事なのは「学び続ける」という「変化し続けれる」状況を作り出すことだと思います。

「新しいことを学べるスキル」、これが個人的には生き延びる上で重要だと思います。

時代の変化に適応できますからね。

以上、コメントなどお待ちしております。

この分野に興味ある方は以下二冊を読んでみて下さい。

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