NewsPicks本の編集後記に込められた編集長たちの想いが熱い!おすすめをいくつかピック!

NewsPicksの編集後記が好きです。

以前、本を選ぶとき出版社軸で選ぶということを話しました。

本を選ぶ時の購買行動プロセスって、「好きな作家」「注目されている本」「気になるトピック」など色々あると思います。

昔学生時代に小説をよく読んでいたころの僕は、「江戸川乱歩賞」と「このミステリーがすごい!大賞」を受賞している小説軸で本を選んでいました。

最近、社会人になってからは、NewsPicksの出版社軸で本を選んだりします。肌に合う作品が多いので、NewsPicksが出す本から買っておけば大きな間違いがないという安心感もあるのでしょう。

ビジネス・経済よりで情報感度が高い人であれば好きになる人が多いと思います。

本や雑誌を読んだ後、編集後記を読むことがあるのですが、そこに編集者の本音やおもいが綴られています。

その中で、NewsPicksの編集後記は心にグッとくるものが多いので紹介します。さすが、言葉を扱う人の言葉だなと思うものばかりです。

NewsPicks Magazine創刊号の上田真緒さんによる編集後記

NewsPicksが雑誌媒体を出版したころ、どんな雑誌だろうと『NewsPicks Magazine Summer 2018 Vol.1』をKindleで購入しました。

雑誌は隅々まで読むタイプなので(ケチなのでしょうか?笑)、最後の編集後記を読んだら心を動かすものがありました。

上にスクショを参照がてら載せましたが、特に好きなのが『業種や産業の垣根がなくなり、あらゆる企業が変革を迫られる中、個人も変化とは無縁でいられない時代になりました。しかし、多くの人は危機感を抱きながらも行動に移せず、モヤモヤしているのではないでしょうか。』という言葉。

ドッグイヤー(犬は人間の成長に比べ早く、技術革新のスピードの速さを表した言葉)という言葉があるように、ITの時代の変化はとても早いです。

矢継ぎ早に新しいサービスが放たれる状況に、危機感を抱いている人も多いのではないでしょうか。

ただ、ほとんどの人は変化していることを知りながらも行動に移さず、「これでいいのか?」「将来どうなるのか?」とモヤモヤした気持ちを抱えていたりします。

そういった時代や、人々が感じている心の背景をきれいにまとめられています。

そして、最後に日本と世界を情報発信で変えたい(アップデートしたい)という想いが込められています。

石川 善樹著FULL LIFEの井上慎平さんによる編集後記

ちょうど今週、『フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略』の書評を書きました。

1,980円と少し値がはるので、気になる人はまず僕の書評を読んでみて下さい。

その書評では書きませんでしたが、最後の編集後記も良かったです。

よく考えると、出版不況と呼ばれる時代に、出版社を立ち上げるって時代に逆行していますよね。

なにか、おカネ儲け以外の目的がないと出版会社を起業しようなんて思わないかもしれません。安っぽいノウハウ本を量産しないという意思も感じられます。

そういった思いが、この文章から感じられます。

結論

僕がなぜNewsPicksパブリッシングの本を手に取ってしまうかが、クリアになりました。

本の表には出てこない作り手である編集長たちの熱い想いが裏にはあったのですね。

企業分析情報データベースからはじまり、ニュースキュレーションアプリを軸足に質の高いコンテンツを送り続けるNewsPicks。

月額1,500円とよく考えると一冊の本くらいの値段なので、入会しようか絶賛検討中です。笑

そして、自分も新しいメディアをまた作りたい思いが芽生えてきました。

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