【2021年2月】JT株価急落!1994年の上場以来、初の減配で損して泣く人々!日本タバコの今後をチャートと共に予想!多くの学びを得た。

高配当銘柄株で知られるJT(日本たばこ)。

その高い配当性向からJT株一本にかけて人生を設計する人もツイッターでよく見かけます。

過去20期も増配し続け、減配しない神話が流れていた矢先、2021年2月に3,000名のリストラと共に減配を発表(日経新聞)。これは「1994年の上場以来、初の減配」となる。

この発表を受けて2,151円だった株価が1,951円まで下落し、今は少し取り戻し1,981円あたりで落ち着いている。

単元株価が100株なので、最小単位で215,100円分の株を持っていた人は、195,100円と2万円の損したイメージです。

その10倍の2百万円分のJT株を持っていた人は20万円損したことになりますね。

新しく発表された配当が130円/株なので、130,000円はもらえそうですが、1年の配当をもらっても埋めれない差となっていますね。

ちなみに2021年2月のJTショックの1カ月前に「JT株が減配しない3つの理由」という記事を書いている方がいました。笑

700株なので、約150万円分のJT株を持っていいて、それが137万円になり、この一カ月で約13万円損した計算です。

配当も当時は1株あたり154円もらえる発表だったので、この方の場合107,800円もらえるはずが、1株当たり130円に減ったので、91,000円となってしまいました。

まぁ、もしこれ以降減配しなければ、2年くらいで取り戻せるので、それは高配当株のいいところですね。

ちなみにJT株で有名なツイッターアカウントのでらさんは、34,000株を持っていたようです。ざっくり計算すると7,313万円分の株が、6,633万円となり(680万円分減少)、配当が523万円もらえるはずが、442万円になったイメージです。

もちろん、株を仕込んだタイミングがバラバラだと思うのと、過去に既に配当をもらっていると思うので、実質の損失はこのような額ではないです。

それにしても減配したとは言え、未だに凄い額の配当額ですね。年間400-500万円だとすると軽く一人の人間の年収に相当します!!私も早くその領域に達したいです。

ただ、JT株ホルダーにとってキャピタルゲインの損失より、絶対に減配しないと信じていたインカムゲインの減少だと思います。

既に減配がないという神話が崩れたので、今後毎年JTは経営状況に応じて減配していくかもしれません。

ちなみに上の表は過去約26年のJTの歴史の株価なのですが、直近5年を見ると株価はずっと下がり続けています。

これだけ高配当で株価を釣り上げていたのにも関わらずなので、今後もJT株は減配を続ければ下がり続ける可能性はあります。

ビジネスとしても主力のタバコで、冷凍食品もありますが、健康志向の社会的なトレンドを見ると、喫煙者が増えるとは思えません。

個人的には大麻ビジネスが今後拡大し、筆頭株主が財務省(日本政府)でがっちり繋がっているJTは日本国内では扱える可能性がありますが、もはや世界ビジネスで戦わなくてはいけないので、スイス本社のJTI(JT internatinal)の頑張り次第でしょう。

現在の配当は、100株単位だと、1株当たり130円、つまり13,000円もらえる計算になります。

100株が195,100円なので、配当利回りは6.66%とまだ魅力的ですね。

私がよく例えで出すのが、1,000万円の貯金があるとすれば、6%の金融商品を買うことで、毎月5万円もらえる仕組みが作れるということです。

ロジックとしては、1,000万円x6%/12カ月=5万円/月という計算です。それを実現できる株の1つがJTなので、今後もっと株価が下がって私が日本に住んでいれば今はけっこう買いたい株の1つになりました。

逆に毎月働かなくても5万円生み出せるビジネスがあれば、それは1,000万円の資産を産み出せたことにもなります。

ということで、長くなりましたが投資は自己責任なので気を付けて下さいね。

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