今後ますます年金FIREっていうのはできなくなるよね。FIREは無理だと思って人生設計しなおした方がいい。

よく考えると日本の年金生活ってFIREですよね。

100年生きる時代に65歳まで働けば(昔は60歳)、その後の35年は働かなくてもお金貰える生活を送り続けれるわけですから。

65歳というのが早期退職に昔は当たらなかったと思いますが、人生100年時代を考えると、早期にカウントされるかもしれません。

ちなみに私みたいに海外で生活していて、年金を払っていない人は、よく考えると年金FIREというのが自分ではできず、自己資金で年金に代わるキャッシュ製造マシーンを作らないといけないです。

そもそもなぜFIREが生まれたか知っていますか?

FIREに関する本を読めば書いていますが、FIREという言葉がそもそも生まれたのが、米国のS&P500が右肩上がりで、伸び続けてそこに投資し続けた人が早期退職できたという話です。

昔だと、不動産が右肩上がりで伸びていたときは、不動産FIREだったのかもしれません。

今で言うと仮想通貨FIREでしょうか。このように成長し続ける金融資産というものがあって、そこに注ぎ込むお金がある人が早期退職を実現できていました。

よってS&P500が成長しなくなると、FIREという言葉は流行らなくなるかもしれないです。

FIREは現実的か?3億貯めれますか?夢から覚めよう

FIREに憧れている人は多いと思いますが、果たして現実的でしょうか。

人生100年時代で、50歳を早期退職と言うかは疑問ですが、一年600万円くらいで無理なく生活していこうと思うと、600万円x50年=3億円必要です。

よく定年後2,000万円の貯金が必要と言うニュースが話題になりましたが、50歳で退職して、生活レベルを落とさず生きようとすると3億円の貯金が必要です。

当然、年金や配当のような定期的な不労所得があれば少しは貯金額を減らせるかもしれません。

ただ、その年金ファンドやインデックス配当もS&P500のようなキャッシュ製造マシーンが裏でうまく機能していないと成立しません。年間3-4%の配当を産み出せる仕組みがある世界の話です。

現在、お金があまりの時代で、銀行預金がゼロに近くなり、資金調達は簡単になっていっているのが世界のトレンドです。

資金が容易に調達できるようになると、預金配当のような世界が実現できなくなります。

S&P500が成立しなくなる可能性も考えるとFIREどころか、S&P FIRE、年金FIREもできなくなるかもしれません。

そういった将来を考えるとFIREする将来に対して準備するよりも、ずっと長く働き続けられるように準備する方が良いです。

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