2020年2月に日経平均が過去最高の30,000円を超えたというニュースが流れました。
コロナワクチンの普及がされ経済の見通しが経ち、株を持っている人はより資産を増やしました。
ただ、実はアメリカもインドもドイツも過去最高の株価を更新しています。コロナという不況にも関わらず奇妙な動きですよね。
では、世界の主要各国の株式市場はどういう過去10年どういう動きを見せているのでしょうか。
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【2021年】過去10年の日経225の推移
ニュースにあるようにアメリカ株につられて日本の日経平均は30,000円を超える過去最高を記録しております。
ただ、個人的には日本株は勧めていないです。なぜなら日銀が買い支えていて、NISAなどの施策を打ちまくっていて、なんとか保っている株価だからです。
未だにGDPは世界三位ですが、少子高齢化、人口減少、高齢政治家、革新を嫌い保守的(大阪都構想秘訣など)、天災が多いこと、自動車産業のコモデティ化などを考えると、長期的に見て伸びる要素が全くないです。
【2021年】過去10年のアメリカS&P500の推移
最近注目が浴びているアメリカの有名なS&P500ですが、日本と同様に右肩上がりで成長しています。
GAFAMなども株価がコロナで急上昇しており、テスラのような企業も産まれています。
アメリカの場合、グローバルにビジネスをしていて、いつも新しいサービスが産まれる土壌があるので、日本株よりは安心です。
キレイに株価が上がりすぎていて逆に今から買うのは怖いですね。
【2021年】過去10年のドイツDAXの推移
日本やアメリカほどではないですが、ドイツも過去最高の株価を更新しています。
アフリカからの労働者を受けいれているにも関わらず、日本よりも成長率が低いのは意外でした。
【2021年】過去10年のインドSENSEXの推移
インドも過去最高を記録しています。こう見るとほとんどどこの国の株価も過去最高を記録していますね。
インドはまだまだ伸びそうなので期待です。
【2021年】過去10年の中国上海総合の推移
意外なのが中国。メディアとは裏腹に意外に横ばいです。
今後の発展を考えるとインドと同様ポートフォリオの1つとして持っておくのはありですね。
ただ、中国は一党独裁の国なので資産を直接預けるのは個人的には危ないと思っています。
出し入れが自由でないリスクがあるのは怖いです。
【2021年】過去10年の香港ハンセンの推移
香港は中国支配の騒動があったので見てみました。
思ったより影響は受けていなかったです。
【2021年】過去10年のタイSETの推移
全然伸びていないのがこれから紹介する東南アジア株。
タイ証券取引所SETも過去最高の波には乗れておらず、15年前くらいからアップダウンを繰り返しているものの伸びてはいないです。
日本の自動車メーカーが生産地を置くアジアのデトロイトと呼ばれていますが、日本の自動車メーカーの衰退を考えると今後も厳しいかも。
ただ、色んな国が東南アジア本社を置いているので、東南アジアのハブにはなりつつあります。
【2021年】過去10年のマレーシア・クアラルンプール総合の推移
マレーシアも10年前と株価は変わっていないです。
石油大国ではあるものの、エアアジアなどは有名ですが革新的なサービスはあまり生まれていない印象。
【2021年】過去10年のインドネシア・ジャカルタ総合の推移
人口世界4位のインドネシアはどうでしょうか。
インドネシアは他の東南アジアに比べると株価は伸びています。
GoJekなどのサービスも産まれていて、資源もあり、人口にも恵まれているインドネシアは良さそうですね。
【2021年】過去10年の世界株価のまとめ
楽天証券のウェブサイトから上記のチャートをまとめました。
過去最高の株価を記録した日本、アメリカ、インド、ドイツ。
逆に伸び悩んだ中国、東南アジア。
ただ、どの国も2021年の現時点では10年後に株価が大きく落ちてはいないです。
もちろんGDPの伸びや為替レートなどもありますが、こんな結果です。
個人的には特に日本株は日銀に買い支えられたフェイクだと考えているので、私ならアメリカやインドのインデックスに投資するでしょう。
当然買いのタイミングは価格が暴落してからスタートです。