ワークライフバランスってもう古いんだな。
ワークライフバランスとか言っているやつ、年齢若くてもおっさんだよ。 https://t.co/Gxlm4wM5u4— Famzの中の人@月10万PV豪州ブロガー (@famzau) 2018年6月26日
「ワーク・ライフ・バランス」ってそういえば昔よく聞きましたよね。
最近でこそあまり聞かなくなりましたが、それでもたまに聞きます。
シンプルに言うと、「働きたくないです。でも、お金は下さい。」ってことですよね。
よく考えると凄いこと言うなと思います。
入社前から大企業の窓際族にいきなり志願しているような考えで、怠惰感が半端ないです。
特に海外にいる典型的な日本人は、「日本人は働きすぎ批判」をする人が多いので、今日はこれからの時代の新しいライフスタイル「ワーク・ライフ・ミックス」について考えます。
そもそも、「ワーク・ライフ・バランス」の語源は?
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。
(参照:ウィキペディア)
ワークライフバランスとは、上にあるように仕事上の責任を果たすとともに、他のこともするってことですね。
つまり、ワークとライフが分けられていて、ワークの時間を減らして、ライフの時間を増やすということ。
ワークが会社でしかできない時代だったら、そういうことになるのですが、最近はリモートワークもできるし、ライフから収益化もできてしまいます。
ワークとライフが溶け合うように合わさっていくのが新時代の「ワーク・ライフ・ミックス」なんですね。
「ワーク・ライフ・ミックス」の意味
ワークとライフを分けずに、ミックスするのが、ワーク・ライフ・ミックス。
例えば具体的には下記のような状況。
- 子育てを介護をしながら家でリモートにて仕事をちゃちゃっとする
- 遊びのように趣味や好きなことが仕事になる
ワーク・ライフ・バランスはどちらかというと、
- 仕事とは会社に出勤しないとできないもの
- 仕事とは嫌なこと
という古い時代の働き方の価値観です。
高付加価値の仕事をできる人なら、短時間高収入というのが実現できると思うのですが、できない人が短時間高収入をワークライフバランスという言葉を盾に企業に言うのは結構残念な人に映ると思います。
子育てや介護がなく、少ない時間で楽に稼ぎたいということで、ワークライフバランスという言葉を使うのは良いのですが、そんな横文字で誤魔化さず、「あんま働きたくないけど、お金は欲しいです」ってシンプルに主張すれば良いのにと思います。
確実に企業からは採用してもらえないと思いますが。笑
仕事が人生の全てではないですから、特にライフ(生活)を重視したいという価値観は否定しませんが、それなら「あんま働きたくないので、多くの給与はいらないです」ということを伝えればいいのにと思いますね。
成果に対しての対価の給与なので、会社に対してどちらも追い求めることは不可能です。時間で成果を残す仕事はほとんどワークとライフはトレードオフの関係です。どっちかは諦めましょう。
時間が対価とならず成果が対価となるスキルがある方は、何も言わずフリーランスや起業をしていると思います。成果しか求められないですから。
ライフワークやライスワーク
他にライスワークなんていう、生活のために働くという言葉も出てきましたね。ライフワークのように労働する仕事だけではなく、一生続けていく趣味や活動についても使われる言葉と対比して使われますね。
難しいのが、みなさん食べていくためにライスワークをしなければいけないことなんですよね。
好きなことを仕事にだとか、色々な綺麗な言葉はありますが、明日食べていく飯がなければ死んでしまうことは本能的には知っているはずです。
好きを仕事にできる時代やベーシックインカム(またはロボットが食料まで生産してくれ、生活コストが低くなる環境)で働かなくて良い時代は確実に来ると思うのですが、そういった時代の変遷期には個人的には二足の草鞋を履くことをお勧めします。
本業:お金になる仕事
副業:好きな仕事
のようにするか、またはその逆ですね。
そうやってどちらも並行して進めれば、結局働かないと食えない時代のままでも、働かなくても好きなことが仕事になる時代がきても、どちらにも対応できます。
個人的には時間が長い本業の方を好きな仕事にして、副業をお金になる仕事にした方が精神的に健康でいられると思います。
なにより、本業が副業に影響を与え、逆もまたしかりで良いサイクルが産まれます。収入も一人でダブルインカムです。
副業でライターや絵画を始めてみるのもいいかもしれませんね。
副業の方をお金稼ぎでもなく好きな仕事でもない、スキルアップできる仕事に据えても良いと思いますよ。
[関連記事]
- 【保存版】ワーホリ後の就活/転職/海外就職/仕事探しについて本気でアドバイス!ワーキングホリデー後の人生(キャリア)はどうする?
- 【在住者が語る】オーストラリアで転職する方法!駐在求人の多いエージェントはここだった。
- 【海外副業】オーストラリアで翻訳の仕事をしたよ。収入を公開!英語から日本語への翻訳は中々難しかったが、クリエイティブだった。