【2023年】副業・複業サービスカオスマップを簡単解説!稼ぎ口や趣味を見つけよう!

本ブログでは複業・副業に関する記事を何度も取り上げていますが、今回は2023年にシューマツワーカーさんが発表した「副業系サービスカオスマップ2023年版」を紹介しようと思います。

カオスマップは4象限に分かれており、「リモート⇔現場」と「継続⇔単発」で分かれています。

もちろん、その中にも特長ごとにグループが分かれています。日本には既に240社以上のサービスがあるのは凄いですよね。

基本的にマッチング型のサービスなので、IT企業であれば簡単に作れるサービスなのでしょうか。

「リモートx継続」型の副業サービス

①-1. 企業で一定期間副業型(総合型)

こちらのカオスマップを作成したシューマツワーカーもこのカテゴリーにあります。

シューマツワーカーのサイトのトップには「週10時間から月10万以上」と謳われており、文字通り週末の土日は月に8回あるので、週末2時間働くだけでも16時間捻出できるわけです。

職種を見ると「ITエンジニア、マーケター、クリエイター」向けの仕事が多かったです。

ITエンジニアは正社員でも採用するのが難しい仕事なので、スポットでもいいので企業が欲しがるのは当然です。

YOUTRUSTもこちらのカテゴリーに分類されており、「日本のキャリアSNS」と自らを謳うように、こちらはLinkedInに近い和製版のビジネスSNSになります。

大手企業ももちろん参入しており、PERSOLが運営するlotsful(ロッツフル)や、リクルートが運営するサンカクなどがあります。

PERSOLのlotsfulは「キャリアアップしたい個人を専任のタレントプランナーがスキルプロデュースし、
ベンチャー企業とつなぐ副業マッチングサービスです。」とあり、なんと転職エージェントのようにタレントプランナーという人が副業をマッチしてくれるのです。

ただ、書いてあるようにマッチング先はベンチャー企業が多いです。大手企業からの人材を欲しがる中小企業やベンチャー企業が買い手としては多いのです。

リクルートのサンカクは「ふるさと副業・社会人インターンシップ」とあり、こちらも地方の中小企業案件が多いです。社会人インターンシップは1日のものもあれば、報酬を伴わないものもあります。

ただ、そこで気が合えば長期の定期案件を獲得できることもあると思います。

①-2. 企業で一定期間副業型(顧問型)

PERSOLが運営するHiPRO Bizなどは顧問型に分類されます。HiPRO(ハイプロ)Bizは「経営課題解決に取り組む企業向けの経営支援サービス」とあり、経営者の顧問となる人を探しています。

経営コンサルのスキルをお持ちの方なんかは、HiPRO Bizがマッチするかもしれません。

大手企業のサービスだとマイナビ顧問というのもあり、その名の通り経営助言などの顧問サービスのマッチングサービスとなります。

①-3. 企業で一定期間副業型(ITエンジニア型)

ITエンジニアは圧倒的な売り手市場の業界になります。企業のニーズの割にIT人材が日本には少ないので、短時間のスポットでもいいので人手がほしいのです。

よってITエンジニア型の副業マッチングサービスもたくさんあります。

Findy、レバテック、DYMなどは有名で、メインのビジネスで人材紹介業を運営していたりします。

①-4. 企業で一定期間副業型(人事、営業、マーケティング・PR、コンサル、地方特化、女性特化、経理、デザイン、アパレルなどの特化型)

専門スキルが決まっている人は、特化型の副業マッチングサービスを使うといいかもしれません。

こう見るとフリーランスとして働く機会というのは増えていますね。

②-1. 表現・発信型(動画配信)

このカテゴリーは馴染みのある方が多いと思いますが、YouTubeやTikTokなどが含まれます。

ライブ配信の投げ銭で稼ぐという意味では、ポコチャ、ミクチャ、ふわっち、SHOW ROOMなどが有名です。

ライバーといわれる人たちがこれらのプラットフォームで稼いでいます。中国では日本よりライブ配信が主流で多くの若者が夢見て動画LIVE配信をしています。

②-2. 表現・発信型(ビジュアル、テキスト、音声ベース)

動画配信が苦手という方は、写真ベースのインスタグラム、テキストベースのnoteやtwitter、音声ベースのvoicyなどがあります。

あなたの性格や現職の状況、とれるリスクに沿ったプラットフォームを選べばいいと思います。

③EC型

物や商品を販売したい場合は、EC型で物販を行うのがいいです。

個人売買ではメルカリは有名ですが、それ以外にもBASEのように自分のECショップを持つこともできます。

「現場x継続」型の副業サービス

④治験ボランティア、新聞配達

ここまでくると、バイト探し特化サイトになりますが、現場型の仕事は副業というより、ダブルワークやバイトに近いのかもしれません。

「リモートx単発」型の副業サービス

⑤-1. 特化型スキルマーケット型(アフェリエイト)

こちらは、ブログで収益化を行っている人ならだいたい分かると思いますが、スキルマーケットに含まれているのはやや疑問です。

VALUE COMMERCE、A8、afbあたりは昔から有名なアフィサイトですね。スキルではないと思いますので、誤解がないように。

⑤-2. 特化型スキルマーケット型(ライティング、声優、動画、相談、コーチング、ノウハウ、語学、翻訳)

スキルを単発で買いたいというニーズもあります。例えば、単発5千円で相談にのってほしいや、単発で講師としてノウハウを教えて欲しいなどのニーズってやっぱるんです。

単発なので定期的な収入とはなりませんが、人気が出てインフルエンサー的な立ち位置になれると、単発が定期に変わるかもしれません。

ライティング特化のマッチングサイトもありますが、1文字1円以下だったりと、最低賃金以下になることも多々あります。

ビザスクなんかは1時間3万円くらいもらえると聞いていますが、どれほど継続的に案件が発生するかは疑問です。

海外の市場調査やその道の専門の人に1時間だけ話を聞きたいというニーズはやはりあるようです。

国内アドバイザー16,000人に対して、海外アドバイザーが40,000人なので海外在住者には向いているかもしれません。

自分のスキルをオンライン講師として売るのであればストアカなども有名です。

⑥総合型スキルマーケット

このカテゴリーには有名サービスが集まります。

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラあたりは有名です。

この中にはライティング案件、デザイナー案件、アンケートに回答などの仕事があります。

私も何度か利用したことがあります。

⑦ポイ活型

ポイ活とはポイントを集める活動のことをいいます。

内容はアンケートに答えるだけだったり、モニターになったりするだけなので誰でもできますが、単価はとてつもなく低いです。

また、アンケートなので適当に回答すればいいかと思いますが、当然それなりの質を提供しないと継続案件にはならないです。

調査会社のマクロミルなどや、日本リサーチセンターがマーケット調査の一環でサービス提供しています。

⑧シェアリングエコノミー型

Airbnbのように空き部屋を貸したり、PARKING PAYなど駐車場や空きスペースをシェアすることで貸すサービスもあります。

これは、自分の所有物を他者に貸すことになるので、資産が必要になります。海外では自家用車を使っていない時間に貸すサービスもあります。

「リモートx単発」型の副業サービス

⑨ギグワーカー・すきまバイト型

有名どころだとUberEats配達員もこのカテゴリーに入ります。

旅や介護を単発副業にするケースもあります。

ライスワークだと思うと大変ですが、UberEatsの配達を運動だと思えばいいかもしれません。笑

体も動かせて、お金も稼げるわけですから、ジムに行くよりいいかもしれませんね。

副業カオスマップのまとめ

カテゴリーごとに副業サービスについてコメントしましたが、総じて言えるのは簡単にお金は稼げるわけではないということ。

これを「稼げる・稼げない」や、「コミュニューケーション力いる・いらない」で分けるのも面白いかもしれません。

例えば時間の切り売り系のライティングや時間単位の講師は、お金持ちになることはできません。

また、人と対面で話すのが嫌な人もいます。そういう人は講師やコーチはできないと思いますが、一方UberEatsやシェアリングエコノミー系の副業の方が向いているかもしれません。

副業で稼ぐのは簡単ではないと言いましたが、副業の目的は金銭だけではない人も多いです。

・人的資産の形成(ネットワーク)

・マインド資産の形成(自信ができる)

・将来の案件獲得のための実績づくり

・人に役立つのが好き(社会貢献)

こういった金銭以外の資産を得ることもできるのです。

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