【保存版】海外で働くのに有利な資格のまとめ!海外で通用する資格を取ろう!

事実、海外で働くのに有利な資格というのがあります。

海外では足切りに「●●の資格を持っていること」と求人を応募する条件に記載するケースも多いです。

それもそのはず、大量の的外れな履歴書が送られてきたら、企業側はさばくのが大変になりますからね。

いずれ海外で働く準備として資格取得を日本で目指すというのをありです。

持っていると有利な言語系の資格

海外で働く以上、その国が中国だろうと、タイだろうと英語の資格はよく足切りに使われます。

というのも、非英語圏の国でも社内の公用語が英語であったり、契約書、公的文書、仕様書が英語であるケースがほとんどだからです。英語圏の国では、資格は重要ですが、どちらかと言うと英語が話せて当たり前の世界です。

なので、最低でも日常会話レベルの英語が必要となります。

英語力を証明する資格として有利なのが、やはりTOEICです。TOEFLとかIELTSとかの方が圧倒的にグローバルな資格なので、外資系企業に勤めるには有効ですが、日系企業で日本人が面接官になるような場合はTOEICが重要になります。

なぜなら、日本人がチェックする場合、TOEICは面接官もたいてい受けたことがあるテストでスコアの難易度が分かります。

でも、TOEFLやIELTSは多くの日本人面接官が受講したことがなかったりするので、ジャッジできないことが多々あります。

英語以外の言語だと、中国語のHSKだとか、他の言語の●●語検定4級みたいのがありますが、その言葉が使われる国でのみ強みとなります。よく海外が好きな人に、趣味でスペイン語とか韓国語ができる人がいると思いますが、業務で使わなければ意味がないので履歴書に書かなくてもいいと思います。

会計・経理関係の資格

会計や経理・財務関係の資格を持っていると、その分野以外の職種でも有利になります。

具体的には、

  • 日商簿記3級(メーカーなら工業簿記も含まれる日商簿記2級もあると良い)
  • US CPA(米国公認会計士)
  • FPや証券外務員

程度のそんなに難易度が高くない資格を持っていると有利です。

なぜ、経理・財務以外の仕事でもこれらの資格を持っていると有利かと言うと、会社の資源であるヒト・モノ・カネの中で一番重要なカネの部分を把握できる能力があるからです。海外でも会社で働く以上はお金周りの知識は重要になります。

営業でも数字を扱います。プロジェクトマネジメントでも数字を扱います。システムエンジニアでも数字を使ったり、金融関係のシステム構築の仕事も多いです。帳簿や見積もりを作ることはどの仕事でもあると思うので、キャッシュフローと計上の違いくらい知っておいた方がいいです。

あと、US CPA(米国公認会計士)の資格もあると有利ですね。米国公認会計士の資格って日本の公認会計士の資格より圧倒的に簡単なのですが、英語で試験を受けるので、US CPAを持っていると会計周りの英語が分かるという証明になります。

とはいえ、US CPAもそこそこ難しいので、日商簿記3級保持くらいが会計の基礎は知っていますという証明になっていいのではないでしょうか。

専門職の資格

語学や会計の資格は、一般的にどなたが持っていても海外で有利になります。次に専門的な仕事を目指す場合に有利となる資格を紹介します。

  • 施工管理技士

若者で施工管理技士の資格を持っている人は中々いないと思いますが、この資格を持っていると海外就職で非常に有利になります。

なぜなら、建築や設備の施工管理の求人は海外で多いですが、そこで働ける日本人が非常に少ないからです。施工管理技士の資格があれば、英語や多言語をほとんど話せなくても仕事が見つかる場合があります。

  • 電気工事士(一種・二種)

電気工事士の資格も製造業が盛んな国では有利になります。設備の保守や建設現場の内装なども電気系統が張り巡らされていることが多いので、電気工事士の資格を持っていると有利です。

  • 貿易実務検定、通関士

商社、物流会社で働く際は、貿易実務検定や通関士の資格を持っていると有利です。実務として貿易実務を任されない仕事でも、委託する業務の流れを理解しているというのは、そこで働く上で非常に重要になります。

  • マイクロソフト関係の資格

Excel 表計算処理技能認定試験やWord 文書処理技能認定試験がありますが、普通に企業で働いた経験がある人はこの資格は不要です。

ただ、看護師であったり、幼稚園の先生でしたみたいな方が、民間企業に就職する場合これらの資格を持っていると、こういったソフトウェアを使えることの証明になります。

  • WEB系の資格

IT系、WEB系の会社で働く場合は、情報処理技術者能力認定試験や、C言語プログラミング能力認定試験、JavaTM プログラミング能力認定試験などの資格は有利に働きます。

ただ、それらの資格を持っていなくてもC言語やJAVAを扱った経験があれば大丈夫です。

  • 日本語教師

日本語教師養成教育機関での履修課程を420時間以上履修し、日本語教育能力検定試験に合格すれば取得できる日本語教師の資格ですが、日本語教師という職業に就く以外には特に使えないです。

また、教育機関や翻訳会社に勤めるときに少し意味がある程度です。民間企業で働く場合は不要です。

  • その他、美容師、調理士、旅行業務取扱管理者など

その他資格もたくさんありますが、どれもその業界にピンポイントで働く場合は、海外であってもスキルをアピールできるので有利です。逆にそれらは汎用性がないので、異業種では持っていても意味はないです。変わった経験をお持ちですねとなるだけです。

海外就職に有利な資格のまとめ

ということで海外就職に有利な資格をまとめます。

  • 英語は日常会話レベル(TOEIC 600点程度)がどの国でも最低限必要
  • 日商簿記3級があると、海外のどの企業でも有利
  • それ以外は勤める分野の専門的な資格が必要

強調したいのが資格がなくても、経験があれば仕事が見つかることがあるということ!

例えば業務でC言語を使ってゴリゴリとプログラミングを5年間していた経験がありますという人であれば、C言語プログラミング能力認定試験はいらないでしょう。

これは、フリーランスとしてITエンジニアをしていましたという経験でも大丈夫です。

但し、会計士や日本語教師とかは、経験だけでなく資格も必要となります。

でも結局は、必要な資格っていうのはサイトが持っている求人票に載っているのでそれを確認してみるのが情報収集としては最短ルートでしょう。

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